社会

悠仁さまが前髪をスッキリ、眉も整えてイメチェン 万博の大屋根リング視察は混乱を避けるため“開場時間前”、きめ細やかな気遣いが光る初の単独地方公務

世界陸上をご覧になりながら拍手を送られる佳子さまと悠仁さま(2025年9月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
写真10枚

筑波大学では10月1日から秋学期が始まった。刺激的な夏休みを過ごした学生たちはキャンパスに戻り、講義を受けることになる。それは同大に通われる悠仁さまも例外ではない。

「9月は東京で開催された世界陸上を姉の佳子さまと一緒に観戦されたり、泊まりがけで大阪・関西万博を視察されたりと熱心に公務に励まれましたが、その姿もしばし見納め。学業中心の日々へと戻られるようです」(宮内庁関係者)

万博では、父の秋篠宮さまとゆかりのあるタイや、ご自身も2019年にご訪問の経験があるブータンの展示などをご覧になった。

「悠仁さまにとって初めての単独地方公務でしたが、堂々としたお振る舞いでした。担当者に熱心に質問されていたほか、来場者の歓声にも手を振って応えられていました」(皇室記者)

悠仁さまは所作だけでなく、見た目でも人々を魅了したようだ。

「髪を切られたのか、これまで眉にかかっていた前髪がすっきりしました。併せて眉の形も整えられたようで、より精悍な顔つきに。『かっこいい!』と話題で、イメチェンは大成功です。成年皇族として表舞台に立つ機会が増え、ご自身が大勢の人から見られる立場にあることを自覚されたことで、容姿を気にかけるようになられたのかもしれません」(前出・皇室記者)

より凛とした雰囲気に(2025年9月、大阪府大阪市。撮影/JMPA)
写真10枚

皇族としての意識の高さは、万博の象徴である大屋根リングの視察からも垣間見えた。

「悠仁さまが大屋根リングに立ち寄られたのは9月25日の午前8時頃のことでした。開場は9時ですから、一般客がいない時間帯を選ばれたということです。しかも悠仁さまはその前日、夜8時過ぎまで会場にいらっしゃいました。慣れない公務でお疲れのはずなのに、翌朝早くに再び会場入りというスケジュールで視察されました」(前出・皇室記者)

皇族方はお出ましの際、時間帯に配慮される。特に美術館などの公共施設に足を運ばれる際には、一般の来場者の迷惑にならないようにと開館時間外に訪問されることも多い。しかし、万博の場合は少し様相が異なるようだ。

「たとえば愛子さまが5月に万博を訪問された際は、大屋根リングを含むすべての施設を開場時間内にご覧になりました。一時的な入場規制等が行われましたが、大きな混乱はありませんでした。愛子さまがおいでになることを聞きつけた人が大勢やってきて、『愛子さま〜!』と歓声が上がるなど、大変な盛り上がりとなりました」(前出・皇室記者)

万博訪問をめぐって対照的な対応を取られたおふたり。愛子さまが視察された5月はまだ万博の注目度があまり高くない時期で、来場者数も9月の半分程度だった。目下、大混雑の万博において、開場後に悠仁さまが大屋根リングを訪れると、パニックに陥ったかもしれないという。

「成年式での凜々しい正装姿を見て感銘を受けた国民は多く、現在の悠仁さまの人気は凄まじいものがあります。パビリオンと違って遮蔽物のない大屋根リングは“悠仁さま見物”にぴったりですから、もし開場時間内に視察されていたら、現場は大混乱となったかもしれません。早朝の訪問は、そうしたトラブルを避けるための配慮だったのでしょう」(前出・皇室記者)

若きプリンスのきめ細やかな気遣いが光る、初の単独での地方公務だった。

※女性セブン2025年10月16・23日号

関連キーワード