毎朝、真っ先に私がするのは、朝食のメニューを考えること。体はピクリとも動かないけど頭はフル回転で、冷蔵庫にあるものから3~4パターンの献立を考えて、手順がまとまったら、飛び起きる。作る。食べる。そしてお腹が満たされた私は、後片づけもそこそこに幸せな二度寝を、50才を過ぎたころからずっとしていたわけ。そりゃあ、太るわね~。
この二度寝の習慣をピタリと止めてくれたのが、この連載でも何度も取り上げたあずき水よ。毎朝、お腹が空いて目が覚めるのは同じだけど、朝食メニューを考えるより早く、あずき水をぐびりと飲むと、あら不思議。ぴたりと空腹が収まる。しかも、ご飯を少し多めに食べても眠くならない。あずき水が“糖の吸収を抑える”ってこのことかと、実感できるってすごくない?
とはいっても年齢のせいか低気圧に敏感になってね。「明日から天候が崩れます」なんて天気予報で聞かなくてもわかる。起きてはいるけど、体の動きが極端に悪くなるんだもの。無料の千代田区スポーツセンターで汗を流そうと思っても、体が重くてそこまでたどり着かないんだよ。
そんなことをグチグチ言っていた私の前に現れたのが、“バズーカ岡田”こと、日本体育大学の准教授、岡田隆さん。女性セブンの企画で。正しいストレッチのやり方を教わりに、日本体育大学まで出かけて行ったわけ。
肩甲骨、腰回り、股関節と、バズーカ岡田が「動かせ」と言うのは、大きな関節ばかり。そこを柔らかくすると、「血行がよくなり、痩せやすくなります」と言うんだけどさ。そういうバズーカ岡田の、なんとまあ、見事なお体!
ボディビルダーとして、昨年の日本社会人選手権で優勝したと聞いたときは、私の手は知らぬ間にぱつんぱつんに張った彼の胸へ伸びて…。「やめてください。学び舎ですから(笑い)」と言われて、ハッとわれに返ったとさ。