《目標は108才の“茶寿”まで舞台に立つこと》加藤茶を支える妻・綾菜が実現した1日6g減塩でもおいしい食生活 栄養士と研究を重ね、集大成「万能 氷だし」が完成
がまんさせるのではなく食べられる工夫を
綾菜は、がまんさせるのではなく、加藤が食べられるよう工夫することを惜しまない。飲酒についても話し合い、飲む量を決めて少しずつ減らしていき、現在は月1〜3回、たしなむ程度だという。
その結果、加藤の健康状態はみるみるうちに安定し、完全な減塩食生活を始めてわずか1年で、降圧剤をのんでも200mmHgあった最高血圧が正常値の120mmHgとなり、医師から「透析を」と言われなくなった。
「結婚当初よりも、82才のいまの数値の方がよくて、尿たんぱくやクレアチニンなど腎臓関係の数値もすべて正常になりました」
いまでは加藤自身、減塩食や健康維持に積極的だという。
「減塩食にしてからまず、足のむくみがとれて、夕方になっても靴がキツくならなくなったと喜んでいました。それが成功体験になったのか、積極的に歩いたり、体を動かしたりするように。
いまでは外食がしょっぱく感じるらしく、私が何も言わなくても、最初にサラダから食べるなど、自分で気をつけるようになってくれて、ありがたいですね」
綾菜も、加藤にだけ減塩をさせまいと、自ら同じ食事をとっているという。
「減塩食生活は習慣化させるまでが大変ですから、ひとりでやらせない、家族で一緒にやる、というのが大切じゃないかと思います。
私自身、1日の塩分量6gの減塩食生活を始め、1週間でむくみが取れて鎖骨が現れ、3か月で約10kgやせました。万能 氷だしを使ったとしても、最初から一気に減塩食に変えるのはきついので、塩分は舌を慣らしながら少しずつ減らしていくのがおすすめです」
加藤の夢は、108才の茶寿まで元気に舞台に立つということだが──。
「減塩をしたり運動をしたりしても、加トちゃんの体をいま以上に健康にすることは年齢的にも難しい。目標は現状維持。それすら年々大変になっていきますから。それでも加トちゃんの夢を叶え、一日でも長く夫婦でいられるよう、これからも工夫を続けようと思っています」
笑顔で語る綾菜の姿はもう“年若い妻”ではない。加藤の横に並んで共に人生を歩く、頼もしいパートナーだ。
※レシピや体操の参考文献/加藤綾菜著『加藤家の食卓 医師と栄養士の先生に長生きする食事の作り方を習いに行ってきたレシピ集』(アスコム)

【プロフィール】
加藤綾菜(かとう・あやな)/タレント。1988年広島生まれ。2011年『ザ・ドリフターズ』の加藤茶と結婚。YouTube「加藤家の日常」やさまざまなメディア、イベントに出演。「綾菜式減塩 万能だし粉」(60g1382円)発売中。著書に『加藤家の食卓 医師と栄養士の先生に長生きする食事の作り方を習いに行ってきたレシピ集』(アスコム)など。
※女性セブン2025年11月27日号