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《受験生が殺到》宮城・釣石神社 3.11を乗り越えた「落ちそうで落ちない巨石」のご利益【“落ちない”開運神社仏閣】

鳥居や社務所などが津波に流されても、この巨石だけは落ちなかった

15年前、未曾有の大災害に襲われた地元の人々にとって、この神社は震災直後の心の支えでもあった。もう二度と津波が来ないように、地震が来ないように、と祈る地元の人もいた。

「震災が起きたとき、このあたりの家はすべて津波の被害を受けました。神社自体も鳥居や社務所など巨石以外のすべてが流されてしまい、当時は参拝そのものが危険な状態だったのですが、津波にも動じなかった巨石をお参りするために神社を訪れる人が後を絶たなかったのです。

震災当時は巨石以外すべてが流されてしまったという。(2025年12月、宮城県石巻市)
写真7枚

あまりの被害の大きさに絶望し、内心、再建は難しいのではと思っていたのですが、参拝客の方が巨石の周囲に置いていった5円、10円という祈りのこもったお賽銭を見て、なんとしても再建しようと決心しました。

徐々にがれきなどの片付けを始め、2011年12月にはプレハブ小屋を建てて仮の社務所に見立て、参拝客に対応できるようになりました。社務所自体の再建はその5年後の2016年なので、今年でちょうど10年が経つことになります」(岸浪さん)

絶妙なバランスで鎮座する巨石は見応え抜群。東日本大震災をも乗り越えた巨石は多くの人々を魅了している。

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