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《教会が異例の通知》ハリウッドセレブの「大胆ウェディングドレス」に賛否、結婚式で主張する「自分らしさ」にもTPOを

大胆なミニ(ガブリエラ・ウィンディのインスタグラムより)
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スケスケの「シアードレス」や布地の面積が極端に少ない「ネイキッドドレス」などが、現在ハイファッションのトレンドとなっている。しかし、目のやり場に困るほど肌を露出させたそれらのデザインは、場所によってはあらぬ論争を呼んでしまうようだ。

昨年9月、ディズニーチャンネルのプリンセス役からスターダムに駆け上がった米女優のセレーナ・ゴメスが、ミュージシャンのベニー・ブランコと極秘に結婚式を挙げていたことが明かされた。ラルフローレンによる背中から肩にかけて大きく開いた純白のホルターネックドレスに身を包んだ彼女の花嫁姿が公開され、大きな話題となった。

また、同月に挙式したテキサス出身の女性ラッパー、モナレオも、自らのシグニチャー・カラーであるピンクを基調にしたプランジングネックのドレス姿を披露。胸元がザックリとあいた大胆なスタイリングに注目が集まったことも記憶に新しい。

さらに昨年4月には、「バチェラー」、「バチェラロッテ」に出演歴のある米女性タレントのガブリエラ・ウィンディが、自らの挙式の写真をインスタグラムに投稿。胸元もあらわなシアータイツにフリルショートパンツという斬新なウェディングドレス姿を披露した。

世界中のセレブファッション事情に詳しいスタイリストが言う。

「このような“脱クラシックデザイン”のウェディングドレスがセレブレティの間では流行中です。彼女たちにとっては、自らの結婚式は永遠の愛を誓う場だけでなく、ファッション・ステートメントの場でもあるため、“自分らしさ”を主張し、目立たないといけないという思いもあるのです。結果的に、彼女たちの伝統に反するウェディングドレスの着用は、若い女性を中心に支持を集めています。背景には、結婚に『純潔』や『貞淑』といった奉献的な価値観を押し付ける社会に対する反感があるという声も聞こえてきますね」

始まりは、セレブリティによる実験的試みだったようだが、確かな支持を集める結果となった。その動きがファッションのトレンドを作り出したともいえる。

「昨年10月に開かれたニューヨーク・ブライダル・ファッション・ウィークでは、デコルテを大きく開いたタイトなデザインのドレスが各ブランドから発表されています。また、今年2月にパリで催された、大型ブライダルフェア『ル・サロン・デュ・マリアージュ2026』でもカットアウトを多用し、透明感やシアー感を演出したデザインがトレンドとなっていました。ウェディングドレスは伝統的に『プリンセスライン』に代表されるような下半身のボディラインを隠し、清楚さや気品を際立たせたデザインが主流でしたが、ここ数年は色香を際立たせた前衛的なデザインのドレスが流行しています」(前出・スタイリスト)