《一周忌の苦悩》みのもんたさん「遺産40億円」の行方 3人の子供たちへの遺産分割が進まず膠着状態、相続税の延滞税は“1日50万円” 3000坪の大豪邸は買い手がつかず塩漬けに

テレビ史にその名を刻む名司会者・みのもんたさん(享年80)が亡くなって1年。その財産を巡ってみの家が揺れている。“1週間で最も多くの生番組に出演する司会者”としてギネス認定されたこともあるみのさんの最盛期の年収は5億円以上で、預貯金と各地に所有する不動産や株式などを合わせた遺産は40億円以上。莫大な遺産を巡って3人の子供の間に不協和音が生じているのだ。
遺産を等分すれば1人あたり約13億円となり、相続税は1人7億円近い計算となるが、問題はその13億円の遺産の内訳で、『すでに生前贈与されている分』や『不動産で受け取った分』、『株で受け取る分』などの分け方が問題になっているという。さらに、“みの城”と呼ばれた広大な住宅もあり……。みの家の相続問題はどうなるのか。【前後編の後編】
ヤンチャな次男がかわいくて仕方ない
問題をさらに複雑にさせているのが、みのさんが亡き妻、靖子さんのために建てた大豪邸だ。みのさんの自宅は敷地面積3000坪、地上2階、地下1階の建物の延床面積は約250坪にのぼる。主を失ってから空き家状態が続いているが、この家の整理が難航しているという。
「みのさんは靖子さんの死後、遺骨をこの家に置いて、最期まで広大な自宅にひとりで住み続けました。まさに終の棲家で建築当時は20億円豪邸と称されましたが、相続税の課税対象となる評価額は7〜8億円ほどのようです。
しかし小高い丘の上に位置するうえ、家の裏が崖という地形の影響で、“再建築が難しい”物件なんです。リフォームはできますが、建て直すことは困難。売却するとしてもなかなか買い手がつかないのだとか。そのため、『みの城』は塩漬け状態になっているそうです。
地元の不動産業者は『近くにコンビニやスーパーもなく不便なエリアで、再建築も難しいため、2〜3億円なら買い手がつくかもしれませんが、それでは家主が納得しないのではないか』と話しています」(ニッコク関係者)
相続税は相続発生から10か月が納付期限で、以降は延滞税が発生する。しかし、きょうだいの協議のゴールはいまだ見えない。
「3人とも遺産分割の内容で足並みが揃わず、長く膠着状態が続いています。みのさんの財産の相続は今年1月1日から延滞税が発生し、最初の2か月の税率は年2.8%ですが、3月1日を過ぎると年9.1%に上昇。遺産が40億円だとすると、55%が相続税額となり、3月に入ってからは1日約50万円の延滞税が生じているのです。
実際、みのさんが大株主だった愛知時計電機の株主名簿には、いまも40万株の株主として御法川法男の名前が記されており(3月10日現在)、相続が完了していないことがうかがえます」(前出・ニッコク関係者)

御法川家の相続が“争族”になった最大のポイントは、昔からきょうだいの関係が良好ではなかったことだという。長女はお嬢様大学を卒業したのち英国の名門・オックスフォード大学に留学し、帰国後は母校で研究者として働く才媛だったが、妻を亡くして落ち込む父の姿を見て、みのさんの専属スタイリストに転身した。
「みのさんは長女のことをとてもかわいがり、社会経験の少ない彼女を金銭面でかなり援助したそうです。長男と次男はそれを気にかけており、“姉は生前贈与のかたちで父から多くもらったのだから遺産相続は少なくてもいいじゃないか”という意見を持っているとも伝わってきます」(芸能関係者)
一方で長男と次男も一枚岩ではいかない。
「現在、長男は鎌倉の実家の近くに住んでいますが、引っ越したのは3年ほど前だとか。次男は晩年のみのさんを支えたのは自分だと自負していて、相続についても彼がイニシアチブを握っているとみられています」(別のニッコク関係者)
その次男だが、3人のうち最も“お騒がせ”な一面が知られている。2013年9月、当時日本テレビ局員だった次男は、泥酔して路上で寝ていた男性のキャッシュカードで現金を下ろそうとした窃盗未遂の疑いで逮捕され、さらに男性のバッグを盗んだ窃盗容疑でも逮捕された。
「バカヤロー!」
事件発覚後、会見したみのさんは大声で次男を叱責して頭を下げたが、世間の反発は収まらなかった。
「みのさんは過去のセクハラ疑惑まで蒸し返され、MCを務めていた『朝ズバッ!』(TBS系)を降板。レギュラーはテレビ、ラジオ各1本に激減しました。
それでも生前の靖子さんが『ヤンチャな次男のことがかわいくて仕方ないみたい』と話していたように、次男が日テレを退社するとニッコクを継がせました。今回の相続協議では、評価額が6億円程度とされるニッコクの株をきょうだいの誰が、どのように相続するかでも意見がかみ合わないようです」(前出・別のニッコク関係者)