
「にしたんクリニック」や「にしたんARTクリニック」を運営するエクスコムグローバルの西村誠司社長が10日、自身のTikTokを更新し、企業としては異例となる2000人超規模の宝塚歌劇団貸切公演の舞台裏を明かした。
今回の貸切公演は社員に対する福利厚生の一環にとどまらず、社員の家族に加え、クリニックに通う患者やその家族、さらには取引先関係者まで幅広く招待し、総勢2000人以上が一堂に会する大規模なイベントとなった。
「宝塚歌劇団の貸切公演という大規模なイベントを開催した背景には2025年11月にホテルオークラ東京で開催された創業30周年の謝恩パーティーがあるようです。総工費約2億円を投じ、2000平方メートルの空間を使った同イベントは大きな話題を呼んだ一方で、西村社長の中には『関係者全員に価値を届けきれなかった』という課題が残ったようです。とはいっても800名を超える関係者を招待していたんですけどね(笑い)。その思いから、より多くの人に“直接体験”を通して感謝を伝える手段として、今回の宝塚貸切公演が企画されたと聞いています」(ビジネス誌記者)
本公演を行ったのは、宝塚歌劇団の中でもエネルギッシュさに定評のある星組。

「星組は昨年、トップコンビが暁千星と詩ちづるに交代し、新体制のお披露目として注目度が高まっているタイミング。毎月のように宝塚公演に足を運ぶ“ヅカオタ”な西村社長だからこそできた旬なセレクトでしたね。華やかでスピード感のある星組ならではの演出に加え、タカラジェンヌが客席通路に降りて歌って踊り、観客とハイタッチをする“客席降り”も行われ、会場は一体感に包まれていました。高須クリニックの高須克弥院長(81)が自身のXで最前列で観劇したことを明かしていましたが、他にも西村社長と親交の深い著名人も複数足を運んでおり、会場は華やかな空気に包まれていました」(来場者の一人)
西村社長はもともとエンターテインメントへの関心が高く、今年1月にはレディー・ガガの来日ツアー「The MAYHEM Ball」に行った模様も発信している。他にも、ショーエンターテインメントの聖地ラスベガスに赴きショーを楽しんだりと頻繁にライブパフォーマンスの現場に足を運んでいる。
「西村社長は、世界トップクラスのパフォーマンスを体感することで『感性を磨き、成功するための力を養い、ビジネスに還元する』という考えを持っているようです。今回の宝塚歌劇団の貸切公演もその延長線上にある取り組みでしょう。社員や患者、取引先といった関係者とその家族を巻き込みながら価値を共有する今回の試みは、企業ブランディングの新たな可能性としても注目されそうですね」(前出・ビジネス誌記者)
動画の中で、「来年以降も継続していきたい」と語った西村社長。エンターテインメントが持つ力を使ったこの挑戦は、企業と社会の関係性を再定義する新しいモデルとしても注目されそうだ。