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愛子さま、11月にシンガポール訪問が決定 雅子さまにちなんで「マサココウタイシヒデンカ」と命名された真っ白な蘭が飾られる国立植物園を訪問か

シンガポールを訪問される予定の愛子さま(2026年4月、東京・港区。撮影/JMPA) 
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 国内外から熱視線が送られるプリンセスの次なる渡航先が明らかになった。選ばれたのは、東南アジアの雄・シンガポール。異例のご訪問先が決まった背景、そして現地ではどんな出会いが待っているのか──その内幕を詳報する。【前後編の後編】

 4月21日、愛子さまの次なる飛躍を予感させる知らせが舞い込んだ。

「今年11月、愛子さまがシンガポールを訪問されることが明らかになりました。昨年のラオスご訪問に続き、単独での海外公式訪問はこれが2度目。1週間ほど滞在され、大統領への表敬や、歓迎行事への出席が予定されています」(皇室記者)

 佳子さまや眞子さんのこれまでの海外ご訪問先を踏まえると、同じ地域へのご訪問が続くことは珍しい。2年連続での東南アジアへのご訪問というニュースに、一部の関係者からは驚きの声も上がった。 

「今回シンガポールが選ばれたのは、今年、日本と同国が外交関係樹立60周年の節目であることと、地理的な条件の2つの理由が考えられます。日本からシンガポールは飛行機で7時間ほどで、時差も1時間。東京23区よりやや広い国土で、国内移動の負担も少ない。愛子さまはお仕事とご公務を両立されたいとの気持ちをお持ちですから、日本赤十字社での勤務を長く休む必要のない、比較的近場の国が選ばれたというわけです。

 思えば2023年、雅子さまにとって約21年ぶりとなった海外ご訪問先も、飛行機で8時間弱のインドネシアでした。少しずつステップアップしていく場として、日本から近い東南アジアは最適なのです」(皇室ジャーナリスト)

 昨年のラオスでの大成功が記憶に新しいだけに、かねて取り沙汰されてきた愛子さまの次なる“目的地”。当初は、別の国が有力候補とされていた。

「皇族方の海外ご訪問先は、相手国からの招待に加え、外交関係の節目にあたる国の中から選定されることが一般的です。その観点から、2002年に両陛下が訪問されたオーストラリアが有力視されていました。しかし今年4月、小泉進次郎防衛大臣が同国を訪問。国防大臣と会談し、日豪の防衛協力の関係性を確認したばかりです。

 また連休中には高市首相も外遊で訪れており、こうした政治色の強い場所に皇族が訪問するのは難しい。またイラン情勢が緊迫していることや、6月に両陛下の欧州歴訪が控えていることから中東や欧州へのご訪問は難しく、最終的にシンガポールに落ち着く結果となりました」(前出・皇室ジャーナリスト)

大阪・関西万博の数あるパビリオンの中で、愛子さまが視察されたのはシンガポール館だった(2025年5月、大阪府大阪市。撮影/JMPA)
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 とはいえ、昨年にはシンガポールご訪問への“布石”とも取れるご公務も行われていた。

「愛子さまは昨年5月、大阪・関西万博でシンガポール館へ足を運ばれています。駐日シンガポール大使から直接説明を受けながら、パビリオン内を丹念にご覧に。タッチパネルに夢を書くコーナーでは『世界平和』と記され、『夢が叶いますように』と話されていました。こうしたご公務での交流もあり、愛子さまにとっては親しみ深い国の1つでしょう」(前出・皇室記者)

 一方、過去を振り返れば、先の大戦で日本がシンガポールを占領した暗い歴史も存在する。

「日本軍によるシンガポールの人々への粛清事件が起きたこともあります。長い間、戦争の歴史に向き合ってこられた上皇ご夫妻は、1970年と2006年に同国をご訪問。特に2006年のご訪問の際、上皇さまは晩餐会の席で、戦争で亡くなった同国民への哀悼の弁を述べられ、その言葉と慰霊への姿勢が現地でも大きく報じられることとなりました」(前出・皇室ジャーナリスト)

 愛子さまは、こうした戦争の記憶を次世代へとつなぐ役割を担われることになるという。数多くの皇室番組に携わる放送作家のつげのり子さんが解説する。

「愛子さまのような若い世代がこうした歴史を受け止め、両国の若者同士で手を携えていくことが、戦争の記憶を未来に受け継ぐことにつながります。愛子さまはご滞在中、博物館や慰霊碑など、戦争関連の施設を巡られることになるのではないでしょうか」

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