
文化庁では、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を「100年フード」(2021年からスタート)と名付け、これまでに300件以上が認定されている。各地に縁がある著名人に、愛してやまないご当地自慢の「100年フード」を教えてもらった。
刺激的な辛さがたまらないご当地の味も100年フードに選出。ヤミツキ必至の禁断の味!
タレント高田秋(34)/札幌スープカレー(北海道)

記憶の中のスパイスの香りで、札幌の空気まで思い出す
「札幌スープカレーは地元のごちそう」と高田秋。 上京したての頃、北海道が恋しくなると、この味が助けてくれたという。
「友達が東京に遊びに来るたびに、“これで北海道を感じてね”とレトルトのスープカレーを持ってきてくれました。あのスパイスの香りを感じると、一気に地元の空気まで思い出します。私はいつもチキンのスープカレーを頼むのですが、ゴロゴロ入っている野菜も美味! 北の大地の野菜たちに感動します」
⚫︎「なまらうまい!」札幌の王道カレー「スープカレーGARAKU 東京中野店」

札幌の行列店が2018年に中野に進出。豚骨や鶏がらに加え、香味野菜、5種の天然魚介だしと21種のスパイスで複雑な味に。だしとスパイスを強く感じる旨味の詰まったスープは後引くおいしさ。
東京都中野区中野5-50-3 KINGビル1F
タレント 高田秋
北海道江別市出身。札幌を拠点にモデルとして活動を開始。お酒と競馬が好きで利酒師の資格を持ち、テレビやラジオで活躍。昨年1児の母に。

歌舞伎俳優 市川門之助(66)/勝浦タンタンメン(千葉県)

一度食べたら虜になる魅惑的な真っ赤なスープ
勝浦ふるさと大使を務め、休日は妻と勝浦で過ごす市川門之助の推しは勝浦タンタンメン。
「しょうゆベースのスープにラー油で辛味をつけ、玉ねぎと豚のひき肉がたっぷり。初めて食べたときはその辛さに驚きましたが、箸が止まらなくなり真っ赤なスープの虜に。脳天を刺激され、一気に魅了されました。各店舗が工夫を凝らしているので、食べ比べると楽しいですよ」
⚫︎行列覚悟でも味わいたい元祖の一杯「元祖 勝浦式担々麺 江ざわ」

昭和29年、大衆食堂を営んでいた初代が考案。ある店で食べた担々麺の味を再現しようとしたがごま風味の調味料がなく、自家製ラー油を使って独自に考案したのが始まり。現在は勝浦全土に広まり、地元のソウルフードに。
千葉県勝浦市白井久保296-8
歌舞伎俳優 市川門之助
七代目市川門之助の長男。古典歌舞伎はもちろんスーパー歌舞伎でも活躍。7月3日~8月23日にスーパー歌舞伎『もののけ姫』にゴンザ役で出演予定。

酒造りは地元の風土と密接な関係にあり、その味わいは唯一無二。伝統の味をお試しあれ。
俳優 辰巳琢郎(67)/大阪ワイン(大阪府)

明治からの歴史あるテロワールの結晶
大阪育ちでワイン通の辰巳琢郎は、おすすめの『大阪ワイン』を持参してくれた。
「あまり知られていませんが、大阪は古くからぶどう栽培をしていた土地。戦前は山梨以上のぶどうの名産地でした。西日本最古の『カタシモワイナリー』は、約150年ぶどうを育てる老舗。堅下本葡萄を使った『合名山』は日本酒のような芳醇さがあり、和食にぴったり。ワインはその土地の美味と味わうのが最高ですね」
⚫︎日本人の味覚に合うワインを醸造「カタシモワイナリー」

明治初期からぶどう栽培を始め、大正3年にワインの醸造に成功。「日本人の味覚に合う上質なワイン」を原点に100年以上ワイン造りを行う。減農薬で有機肥料を使い、大阪の気候に適した棚栽培でぶどうを育て、豊かな味へと醸造する。
お取り寄せ可
大阪府柏原市太平寺2-10-5
https://kashiwara-wine.com
俳優 辰巳琢郎
食通、ワイン通としても知られ、日本ソムリエ協会名誉ソムリエや『日本のワインを愛する会』の会長を務める。日本各地の観光文化大使も就任。

スタイリスト/久保木裕子 ヘアメイク/釣谷ゆうき 衣装協力/銀座 英國屋