
公開中の映画『お終活3幸春! 人生メモリーズ』で、認知症を患った高齢女性を演じた三田佳子(84才)。同作は終活をポジティブに描く人気シリーズの第3弾だが、三田は私生活でも人生の終着点を見据えた準備を進めていた。
「5月28日に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で三田さんは、相続に関する遺言書を作成したことを明かしました。〝財産は全然ないが自宅などそれなりのものが残る〞と話し、自ら公証役場に足を運んで手続きしたそうです」(芸能関係者)
18才のときに『殺られてたまるか』で銀幕デビューした三田は、多いときで年間14本もの映画に出演。NHK大河ドラマは『いのち』(1986年)と『花の乱』(1994年)で主演を務めた。大河ドラマの主演を複数回務めた女優は、三田をおいてほかにいない。
加えて、長者番付(高額納税者公示制度)において、「俳優・タレント部門」で1991年から4年連続で1位を獲得。当時の生涯年収が、47億円を超えたと報じられたこともあった。
日本を代表する大女優として、文字通り激動の時代を駆け抜けてきた三田。しかし、ひとたびステージを降りれば、2人の息子を持つひとりの母親でもある。1998年に次男の高橋祐也さん(46才)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、その後も逮捕されるたびにその母子関係が注目されてきた。
子どもたちの成長を見守る中で、時には母親としてのあり方に悩み、世間からの厳しい声に向き合わねばならない時期もあった。それでも三田は、母として我が子を愛し、陰ながらその人生を支え続けてきたという。「終活」を進めた脳裏には、家族の存在と築き上げた〝財産〞が浮かんでいたのかもしれない。
「三田さんは少なくとも都内に2つのマンションと、関東近郊の別荘地に土地付きの不動産を1つ所有しています。いずれも1998年以前に手にしており、近年の不動産価格の高騰を受けてそれらの価値は総額7億円にのぼるとみられています。
三田さんには声優として活動する長男の森宮隆さん(51才)もいますから、遺言を残さなければ、多額の遺産が“争族”の火種になりかねないと感じていたようです。遺言書の作成には、家族の平穏を守りたいという思いが込められているようにも見えます」(三田の知人)
人生の終盤まで家族を思い続ける三田だった。
※女性セブン2026年6月18日号