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《オランダ訪問》雅子さま、「直前キャンセル」騒動と「第三ティアラ」の意味 豪華絢爛な晩餐会でなぜ控えめな“第三”を選ばれたのか

オランダを訪問された雅子さま(撮影/雑誌協会オランダ・ベルギー同行取材班)
写真25枚

 欧州歴訪のご様子が日々伝えられている雅子さま。オランダでのきらびやかな晩餐会では、その頭上に華やかなティアラが輝いていた。これまで多くの国際親善の場でご活躍されてきた雅子さまは、この宝冠に込められた歴史にも改めて思いを馳せられて──。

3才の女の子と雅子さまのやり取り

 温かな日差しのなか、名残を惜しむようにゆっくりとした足取りで、陛下と雅子さまが「プリンセス・マキシマ小児がんセンター」の正面からお姿を現された。1週間にわたるオランダご訪問のうち、多くを共にしたオランダ国王夫妻と向き合い、笑顔でお別れの挨拶を交わされる。最後にマキシマ王妃から「頑張って」というようなガッツポーズを向けられた雅子さまの顔には、晴れやかな笑みが浮かんでいた──。

 6月20日、次なる訪問地であるベルギーに向かうため、オランダを後にされた天皇皇后両陛下。オランダ国王夫妻との惜別に先立ち、両陛下はマキシマ王妃が支援する小児がんセンターを訪問された。

「約1時間半のご視察の中で最も印象的だったのは、3才の白血病患者の女の子と雅子さまのやり取りでした。腰をかがめて目線を合わせた雅子さまは、花束をお受け取りになると“きれいなお花だね”と優しくお声がけされました。女の子の腕をさすってあげる雅子さまの温かな眼差しに、院内にも和やかな空気が広がったといいます。雅子さまにとってがんセンターは、ご訪問の意欲が強い場所のひとつだったそうです」(皇室ジャーナリスト)

 その理由は、雅子さまにとってマキシマ王妃が“特別な存在”だからだという。雅子さまは適応障害の診断を受けられた後の2006年、ご療養のためご一家でオランダに滞在された。

「その当時、家族水入らずで過ごせるようにと手厚くサポートしてくれたのが、マキシマ王妃でした。民間出身同士のお二人は気の置けないご関係といわれており、その後も電話でのやり取りが続いているのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 今回のご訪問でも、オランダ王室の心遣いが垣間見えたという。

「ご滞在先のヘット・アウデ・ロー城の居室は、じゅうたんが敷かれ、リラックスしやすいカジュアルな造りになっているそうです。ご公務のないときは、雅子さまはここでご体調を整えつつ、次のご訪問先の資料などに目を通されていたといいます。

 6月15日に陛下がおひとりで博物館をご視察された際には、オランダ語系メディアのひとつが“雅子さまが直前で記念撮影を辞退”と報じた一幕もありました。しかし実際は、もともと雅子さまがお出ましにならない可能性もあると事前に知らされていたそうです。

 中には“ドタキャン”と取るネットの声もありましたが、そうした誤解は歓迎式典などで雅子さまが弾けるような笑顔を見せられたことで、自然と払拭されました。事情に理解ある王室の方々も、異には思わなかったはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)

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