魅力あふれる名瀑・秘境の滝10
「日本の滝100選」の名瀑から、一度は行ってみたい秘境の滝まで厳選してピックアップ!
アシリベツの滝/北海道
国営公園内にある「日本の滝100選」のひとつ

「右の雄滝は豪快、左の雌滝はしっとりと、2種類の滝が楽しめます」(坂崎さん) ※入園料大人450円。
住所:北海道札幌市南区滝野247 国営滝野すずらん丘陵公園内
男鹿大滝 (おがおおたき/大瀑)/秋田県
岩盤にあいた穴から水が流れる珍しい穴滝

「水が岩盤の穴を通って落ちる『穴滝』。落差は10m程度だが、国内でも数例しかない珍しい滝。沢を歩くので滑りにくい靴の準備を」(佐竹さん)
住所:秋田県男鹿市戸賀浜塩谷貝田沢
達沢不動滝(たつさわふどうたき)/福島県
不動川にかかる会津を代表する名瀑

「岩肌に沿って水がすだれ状に落ちる姿が印象的。『ふくしまの水三十選』にも選定されていて、滝元には不動尊が祀られています」(坂崎さん)
住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字達沢地内
称名滝(しょうみょうだき)/富山県
立山連峰を源流とする落差日本一の滝

落差が日本一の約350m。「水飛沫をあげながら豪快に流れ落ちる様は圧巻」(坂崎さん)。熊避け対策必須。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
龍門の滝/栃木県
滝の上を電車が走る撮り鉄スポットとしても人気

高さ約20m、幅約65m。「滝の上を烏山線の列車が走るため絶好のフォトスポットに。遊歩道もあり、滝壺の近くまで下りていけます」(佐竹さん)
住所:栃木県那須烏山市滝414
夕日の滝/神奈川県
金太郎が産湯をつかった滝。水遊びや滝行体験ができる

落差約23m、約幅5m。「夕日に映える美しさから名づけられたとされ、周辺には金太郎伝説がいくつも残ります。滝行も行われています」(坂崎さん)
住所:神奈川県南足柄市矢倉沢
三本滝(さんぼんだき)/長野県
3本の滝からなる「日本の滝100選」のひとつ

乗鞍岳の溶岩にかかる滝で、高さは50~60m、滝壺の標高は約1840m。「水源の異なる3本の滝が同時に楽しめます」(坂崎さん)
住所:長野県松本市安曇
シワガラの滝/兵庫県
洞窟の中からしか見られない秘境の滝

「急峻な断崖からなる小又川渓谷にある秘境の滝。洞窟の中から見る滝は神秘的ですが、本格的な登山の準備が必要」(佐竹さん)。登山上級者向き。
住所:兵庫県美方郡新温泉町海上
雨滝(あめだき)/鳥取県
落差約40mを誇る鳥取県随一の大飛瀑

「日本の滝100選」に選定。「太陽の角度など、タイミングが合うと、虹が見られます」(坂崎さん)。台風被害で通行止めだったが、今夏3年ぶりに開通。
住所:鳥取県鳥取市国府町雨滝
壇鏡(だんぎょう)の滝/島根県
近くの壇鏡神社から滝を眺められる

「日本の滝100選」と「名水百選」に選定されている滝。「落差約50mの雄滝と約40mの雌滝があり、雄滝は滝の裏側からも見られます」(佐竹さん)
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町那久
※滝は山中にあるため、熊に遭遇する可能性があります。訪れる際は事前に情報を調べて準備をし、くれぐれも注意してください。
目撃・出没情報がある場所へは行かないようにしましょう。台風や大雨情報にも注意。
◆教えてくれたのは:日本秘境探訪家・佐竹 敦さん
「日本の滝100選」をすべて訪れ、『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の「滝通選手権」にも出場。主な著書に『この滝がすごい!』(KADOKAWA)など。
◆教えてくれたのは:Subtle Flow代表・坂崎絢子さん
滝歴20年以上。滝が持つ癒しパワーに注目し、日本全国の滝についての情報を発信。滝観賞ツアーガイドなど、滝の魅力を伝える「滝ガール」として活動する。
取材・文/鳥居優美 写真/PIXTA、Getty Images
※女性セブン2026年7月30日・8月6日号