社会

天皇皇后両陛下、親子3人で熊本へ 9月に予定されている熊本視察を被災地訪問に切り替えての実施が現実的か 上皇ご夫妻から受け継ぐ“国民への寄り添い方”

中止にするわけにはいかない

 震災を機に被災地を励ます皇族方の存在感が再認識される中、熊本地震発生から遡ること4日、政府は皇族数の確保案を盛り込んだ改正皇室典範を公布した。

「今回の改正は、“男系男子の血筋の継承”に重きを置く一方で、戦後の皇室が大切にされてきた“国民とともに祈ること”を蔑ろにしているのではないかと一部の宮内庁関係者は危機感を覚えています。

 上皇ご夫妻は国民と同じ目線で語りかけ、祈り続けることで平成流の“象徴”としてのあり方を確立されました。両陛下は上皇ご夫妻の背中を追われていますから、今回の熊本訪問も何としても断行されるでしょう。加えて今年3月に予定されていた岩手・宮城両県のご訪問は、両陛下に風邪の症状が見られたことから取りやめとなっています。雅子さまは、これ以上中止するわけにはいかないという覚悟をお持ちのはずです。

 ただ、混乱が続く現地との調整は難しく、8月中の訪問は容易ではない。かねて予定されていた9月のご視察を被災地訪問に切り替えられるのが現実的でしょう。現地の負担を考え、上皇ご夫妻のときと同じく、日帰りに変更される可能性も充分考えられます」(別の宮内庁関係者)

 昨年の“慰霊の旅”に引き続き、今年も両陛下の“祈りの旅”に同行されてきたのが、長女の愛子さまだ。

「両陛下の『愛子も一緒に』というご意向に加え、愛子さまご自身も熊本へのご訪問を望まれているといいます。被災地支援は愛子さまのライフワークのひとつであり、その思いはひと際強いものがあります。

 天皇ご一家が被災地を訪問され言葉をかけられるだけで被災者の心を解かし、再び歩みだす力となる。それは雅子さまも身をもって理解されているはずです。体調を万全に整え、お三方で熊本の地に降り立つ日を待たれていることでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 27年越しの思いを胸に、悲願の熊本訪問に臨まれる。

※女性セブン2026年8月20・27日号

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