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2026.09.09 16:00
【老化の仕組み】主な要因は「酸化」「糖化」「炎症」 死滅するはずの「テロメア」が残り続けて“老化細胞”となることも 生活習慣を変えれば、老化の抑制や若返りの可能性
生活習慣を変えれば「テロメア」が伸びる可能性
細胞の老化を考えるうえで欠かせないのが「テロメア」だ。細胞内にある染色体の末端を保護するテロメアは、細胞分裂を繰り返すたびに少しずつ短くなっていき、テロメアが限界まで短くなった細胞は二度と分裂・増殖できなくなり、死滅する。そうなると新しい細胞が生まれなくなるため、「命の回数券」とも呼ばれる。
しかし、時にテロメアが限界に達しても細胞が死なずに体内に残り続けることがあり、それを「老化細胞」という。命の回数券であるはずのテロメアが老化細胞になって存在し続けることで周囲の細胞に悪影響を与え、老化を加速させてしまうのだ。
そうした細胞レベルの老化にも、抗う手段がないわけではない。近年、老化にまつわる考え方そのものが、大きく変わってきているという。順天堂大学医学部附属順天堂医院の泌尿器科助教で、アンチエイジングに詳しい池端嘉裕さんが解説する。

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「テロメアの長さは老化のひとつの指標として知られていて、基本的に細胞分裂のたびに短くなりますが、酸化、糖化、炎症などによっても短くなるといわれています。
以前は、老化は一度進んだら元に戻らない『不可逆』なものだと考えられていましたが、最近の研究では『巻き戻せる』、つまり老化を止めて若返りができるという捉え方が主流になりつつあります。
実際、私たちの研究では、生活習慣への介入によって、老化の指標のひとつであるテロメアが伸びることが確認できました。酸化や糖化、炎症といった老化を促す要素を減らすことで、老化のスピードが遅くなるだけでなく、若返る可能性もあるのです」
それでは私たちの老化を止める「酸化」「糖化」「炎症」の撃退ルーティンを見ていこう。
(第2回に続く)
※女性セブン2026年9月17日号