モデルや女優などプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。
今回は、ヨガインストラクターでモデルの野沢和香さんが登場。トップモデルとして雑誌やテレビなどで幅広く活躍する彼女は、2007年に「全米ヨガアライアンス」を取得し、ヨガインストラクターの道へ。日本最大のヨガイベント「YOGA FESTA」にも出演し、日本の旬なヨガインストラクターのひとりとしても注目を集める。
そんな女性たちが憧れる存在の野沢さんは、普段どんなことを実践して“美”を磨いているの? その秘訣を聞いた。
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WORKOUT/月1のサーフィンと毎朝のヨガ
趣味のサーフィンは月1回ほど、しっかり運動したいときにやっています。昔はサーフィンをやりすぎて、筋肉ムキムキだったんです(笑い)。でも、ヨガを始めてからは、アウターマッスルではなくインナーマッスルが強化されてスリムになりました。
習慣にしているのは、毎朝15分ほどのヨガ。でも、朝早くから仕事がある日など、できないこともあります。そういうときは、ロケバスの中などで意識的に脚を伸ばしたり、座ったまま胸をねじったり。あとは、ちょっと前屈したりするだけでも血行がよくなって、活動的になれますよ。
むくみ対策には、寝る前に仰向けの状態で5分くらい脚を壁に立てかけて、血の巡りをよくしています。そのまま脚を開脚して2分くらいキープ。やるときとやらないときとでは、翌朝の脚のスッキリ感が違います!
FOOD/毎日ネバネバ食品で便秘解消!
食事でストレスを溜めたくないので、好きなものを食べて、その分動く。食べ過ぎてしまったと思ったときには、翌朝の食事をスムージーにするとか、3食バランスよく食べるとか、リカバリーをすることもあります。
食事の内容は、お肉とお魚と野菜のバランスを意識しますが、炭水化物は大好きなので、抜くなんて考えられないです(笑い) 。あとは納豆やオクラなどのネバネバ食品が体にいいと聞いてから、毎日1食は必ず食べています。それを続けていたら、腸の調子が整って便秘に悩まなくなりました。
BODY&MIND/ヨガで心身をコントロール
20歳からスタートしたモデル業ですが、30歳を目前にだんだんと仕事が減り、悩むことが多くなって…。そこで「手に職をつけよう!」と一念発起して、ヨガを始めました。実は「ヨガが仕事につながるかも」という、よこしまな気持ちがきっかけなんです(笑い)。甘い考えで始めたけれど、勉強して知識をつけるうちにヨガの奥深さを知りました。そこからハマって、今では体の変化はもちろん、心への作用も実感しています。
20代のころの私は頭で考えすぎてしまって、やる前に立ち止まってしまうタイプでした。でも、ヨガに出合ってからは、体幹を刺激するポーズや腹筋を使うポーズでまず体のスイッチをオン! そうすると、仕事がサクサク進むようになったんです。ローな気分のときに心をコントロールするのって、すごく難しい。でも、体から心に働きかけることは意外と簡単なんです。とにかく動いてみると、体に連動して、気持ちも前向きになるんです。
今回のスリム美人:野沢和香さん
のざわ・わか。モデル、ヨガインストラクター。1977年2月5日生まれの41歳。身長170cm、スリーサイズはB82、W58、H86。2007年に「全米ヨガアライアンス」を取得し、ヨガインストラクターに。また、ファッション雑誌『VERY(ヴェリィ)』のレギュラーモデルとして活躍中。出演・監修DVDに「野沢和香のわかヨガ からだメンテナンス」(ポニーキャニオン)など
撮影/生熊友博
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