モデルやインストラクターなど、スリムで美しい体型を誇る女性に秘訣が聞きたい!
そこで、今回は、「Gapfit(ギャップフィット)」のアンバサダーを務めるヨガ・インストラクター、沖知子さん(28歳)にインタビュー。
「ミス・ワールド・ジャパン2016」のファイナリストに選抜されて、「ミス・ヨガ」を受賞している沖さんは、普段はモデルたちやビジネスパーソンなどにヨガを指導。ヨガを披露してもらったところ、指先までしなやかに美しいさまにうっとり。
さっそく沖さんにしなやかボディを維持する秘訣をうかがった。
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【BODY&MIND】1日3分でも呼吸にフォーカスして瞑想
呼吸に気を配るヨガには、体のメンテナンスに加えて、心を整える効果も。また、1日1回は、呼吸にフォーカスして瞑想を。瞑想はたった3分でもいい。所要時間ではなく、続けることが重要なんです。
また、呼吸法は体型に関わらず、誰でも取り組みやすいのが利点。仕事でもビジネスパーソン向けに指導しています。
日本は”不眠大国”といわれるほど睡眠時間が短い国ですが、心と体を整える上では睡眠も大事。最低6時間は確保したいですね。基本的には24時には寝て、6時には起きています。規則正しいリズムを守るのも健康な体を保つコツかな、と考えています。
【WORKOUT】所要時間30分以内は、歩いて移動
毎朝1時間のヨガが習慣です。太陽礼拝など、体を活性化してくれるポーズをフローで(動きを止めずに続けて)行なっています。朝にしっかりと体を動かすことで、その日1日が過ごしやすくなるんです。
ヨガ以外の運動は、ちょっとした筋トレをするくらい。ただし、時間が許す限り、移動は徒歩にするようにしています。30分圏内は余裕ですね。風景や街ゆく人を眺めながら歩くと、いろいろな気づきや発見もあります。1日3〜5kmほどは歩いていると思います。
【FOOD】中庸を目指すマクロビで心と体を軽く
9か月ほど前から、食生活に日本生まれの食事法である「マクロビオティック(以下、マクロビ)」を取り入れるように。
ベジタリアンと混同している人もいますが、マクロビでは肉は控えたほうがいいけれども、NGではありません。これは穀物や魚中心の食生活を送ってきた日本人にとって、肉は分解・吸収がしにくく、食べ過ぎると体に負担がかかりやすいといわれているから。
“一物全体”としてそのものを余すことなくいただくのがマクロビの基本原則なので、むしろ食材の一部だけを摂取することになる乳製品がNGです。同じように、白米はNGで、玄米が◎ですね。
食事で陰陽のバランスをとるのもポイント。例えば、肉や魚など、”陰”の要素が強いものを食べたら、”陽”の要素をもつ野菜も摂って、バランスがとれている”中庸”の状態を目指します。
自然との調和や陰陽のバランスを考慮し、住まう土地で採れた旬のものを食べるるという考え方がヨガに近いな、と共感したのがはじめたきっかけです。体や心を重く感じる、ということがなくなりました。