【オバ記者連載94】“月曜断食”で体質変化？回転寿司は3皿で「満足」

当サイトがおくる好評連載『還暦・オバ記者の悪あがき美容道中』。還暦で、バツイチ独身。オバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。これまで幾度となくダイエットに挑戦し、そのたびに挫折。婚活は、連敗記録を更新中。「痩せてイイ男と結婚したい！」――そう切実に願うオバ記者に春は訪れるのか？

“月曜断食”第８弾となる今回は、日々実感している“ダイエット体質”への変化について。

＊　＊　＊

”月曜断食”を始めて8週目に突入。いまさらだけど、このダイエットの威力に驚いているの。体重は週0.5kg～1kg減ペースで落ちているし、体脂肪は37％の「肥満」から、34％に落ちて「平均」の上限。

でも威力はそんなことじゃない。『月曜断食』（文藝春秋社刊）の本によると、《月曜断食をすると、2か月以降に体質が変わる》とあったけど、それがどんなことか、ジワジワとわかってきたわよ。

まずは体重の変化。先週、友人と家飲みして食べまくり、２kg増えてしまったと書いたけど、月曜日に断食した翌朝、体重計に乗ったらあら不思議。“２kg増”はきれいさっぱり消えて、0.4kg減というおまけまでついたいたの。「少しくらい食べても太らなくなる」とはこのことなのね。

それを証明したのが先日の名古屋1泊旅行よ。去年の9月からファンになった玉置浩二のコンサートに行ったんだけどフルオーケストラで、音響のいいホールで聴く彼の声のすばらしいこと。1曲目から涙腺崩壊したもんね。

”月曜断食”を初めてから少食に変化

…という話は横に置いておいて、翌朝は友人のお母さんとふたりで、豪華で有名な名古屋のモーニングを食べに行ったのね。私はホットサンド、お母さんはチーズトーストを注文したけど、これがトーストだと380円で、私たちの食べた豪華版だと200円増し。味はもちろんだけど、見た目からして幸せになるわよ。

その足で名古屋に行ったら必ず寄る和菓子店、『芳光』へ。ここのわらび餅の賞味期限は翌日だから、要は食べたかったら名古屋までおいでという代物なの。これをお土産に包んでもらってひと安心したところで、店内のテーブルに座って他の和菓子を注文。和菓子ひとつの値段295円で、干菓子と上等なお茶までつくからとってもお得。

「ダイエットしているのに？」なんて言わないで。こんなときは別腹よ。な～んて大きな口を叩けるのも『月曜断食』を始めてから小食になったから。

今、「吉野家の牛丼を食べよう」とか、「ラーメン、どう？」と誘われても完食できるかどうか。土日の炭水化物OKの日だって、ひとり分のお弁当のご飯を3回に分けて食べるありさま。野菜料理とマグロのステーキをつまみに缶酎ハイの350ml1本で大満足って、われながらどうなっちゃったのって感じ。回転寿司で7～8皿は余裕だったのに、3皿で「もういい」なんて、2か月前の私じゃ考えられないわよ。

われながらビックリはもっとあって、市販の食べ物の味が「おいしい」という範囲には収まらない塩辛さなんだわ。ひと口入れると、「うわ～っ」と声を上げたことが何度もあるの。

とにかく、”月曜断食”2か月で体の中が大きく変化をしている気がするの。その結果、パンパンだったパンツのウエストがご覧の通りよ。