うなぎ料理でおなじみの山椒が、実はダイエットに◎という研究レポートをダイエット食品メーカー「サニーヘルス」が発表した。
冷えによる腹痛・膨満感の改善や鎮痛作用があり、漢方としても使われている山椒。山椒に含まれる「サンショオール」という辛味成分は、内臓器官の働きを活発にしたり、代謝をよくしたりするという。それによって、発汗作用、冷え改善などの効果も期待できる。山椒独特の舌がしびれる感覚も、この「サンショオール」によるものなのだとか。
そして、料理の味を引き立てるさわやかな香りの成分は「シトロネロール」と「ジペンテン」というもので、これには鎮痛作用、抗菌作用、リフレッシュ効果、虫よけ効果などがあるそう。
また、山椒の香りや辛味、しびれ感が料理に加わり、複雑な味わいになることで、塩分を抑えた調理でも満足感を得ることができるという。むくみの大敵である塩分を減らすことができることも山椒の魅力といえそう。
木の芽や実山椒だけでなく、スーパーのスパイスコーナーで1年中手に入る粉山椒でも「サンショオール」などの成分を摂ることができるというから、積極的に料理に取りいれたい。
そこで、冷え性やむくみやすい人の味方になる山椒を活用したレシピをご紹介!
山椒風味のカルパッチョ
《材料(4人分)》
サーモン、ぶりなどの刺身(平作り、もしくはそぎ切り)…300g、しょうゆ…大さじ2、オリーブオイル…大さじ1、粉山椒…適量
《作り方》
【1】すべての材料をボウルに入れて混ぜ、皿に盛り付ける
鶏の山椒から揚げ
《材料(4人分)》
鶏もも肉…500g、塩…小さじ1弱、酒…小さじ1/2、粉山椒…適量、片栗粉…大さじ5
《作り方》
【1】ボウルや袋に片栗粉以外の材料をすべて入れ、よくもみ込む。10分ほど放置して味をなじませる
【2】 【1】に片栗粉を加え、肉全体に付くように混ぜる
【3】180度の油で火が通るまで揚げる
舌がしびれる感覚や鼻に抜けるさわやかな香りが特徴の山椒は、料理にプラスするだけで、味を引き立ててくれる。例えば、カルボナーラ、ミートソース、ペペロンチーノなどに数回振りかけるアレンジもオススメ。オイル感のあるパスタと特に相性が◎。
香辛料は刺激物なので、胃腸が弱っているときなどは摂りすぎに注意して、料理にちょい足ししてみて。
【データ】
サニーヘルス
https://sunnyhealth.com/
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