8月31日は“野菜の日”! 1日にどのくらいの量の野菜を摂取したらいいのか知ってる?
厚生労働省が掲げる1日の野菜の目標摂取量は350g。だが、同省が平成28年 国民健康・栄養調査で明らかになった成人1日の野菜摂取量の平均は276.5gで、日本人の野菜不足は深刻な問題に。また、朝食の欠食率、つまり食べてない人の割合は男性15.4%、女性10.7%で、野菜不足以前にそもそもちゃんと食事をとっていないということも課題になっている。
そんな中、『青汁』で知られるキューサイが、8月31日の“野菜の日”を前に、30~40代女性1231名に朝食での野菜摂取などの実態を調査。その結果をご紹介!
栄養のバランスをよくしたいけど、準備に時間をかけたくない人が多数
まずは、朝食で重要視している点を聞くと、「健康によいものを食べたい」63.7%、「栄養のバランスをよくしたい」56.8%と、体のことを考えて朝食をとりたいという人が半数以上という結果に。その一方で、「準備にあまり時間をかけたくない」81.7%、「短時間で食べられるものを食べたい」72.9%と、忙しい朝の食事への悩みを持つ人も多かった。
朝食でもっとも食べられているのは食パンなどの洋食系
もっともよく食べている朝食のジャンル(単一回答)は、「食パンなどの洋食」50.3%、「ごはん、お味噌汁などの和食系」29.8%、「コーンフレークやグラノーラなどのシリアル系」14.5%と洋食派が多数。「朝は時間がない(ギリギリまで寝ていたい)」や「本当は手をかけた和食がいいと思うが時間がないのでそこまでできない」と、時間がないことで手軽にできる洋食系のメニューにしている人が多いようだ。
一方の和食派は「朝食しか家族全員がそろわないから力を入れて作る」「家族の体のことを第一に考えて、栄養バランスを考えたメニューにしたい」など、家族のことを考えて和食でしっかり食べているという声が多数。
朝食で野菜を食べている人は過半数割れ…
普段朝食で食べているものは、「食パン」73.8%、「ヨーグルト」69.2%、「食パン以外のパン」63.0%という結果に。「野菜(サラダなど)」を食べている人は、40.0%で朝から積極的に野菜をとる人は、全体の半数以下であることが判明。
そんな中、「野菜系ジュース」28.6%、「果物系ジュース」25.1%、「スムージー」18.6%、「青汁」11.4%と、飲み物で野菜や果物を補っている人も多かった。
現状の朝食に不満を抱える人がいっぱい
現状の朝食における不満点として、「栄養バランスがとれていない」「子供や夫のために本当はもっと手をかけてあげたいが時間がない」「家族そろって食べる機会がない(子供と自分だけ、夫は別)」などの意見も。
以上のアンケート結果から、栄養バランスのことは念頭にありながらも、忙しいなどの理由で、手軽に食べられるものばかりになってしまい、野菜をあまりとれてない人が多いようだ。
キューサイの管理栄養士・今村弥生さんは、「厚生労働省の調査では、野菜摂取量の平均値が成人の1日の目標量である350gをすべての世代でクリアできていません。ダイエットや朝食抜き、外食の増加などの食環境の変化は、野菜不足の要因の一つとなっています。野菜には体内で作ることが難しく、健康を維持する栄養素であるビタミンやミネラルがたくさん含まれていますので、忙しい中でも食生活を少し見直して野菜を毎日補う工夫をしましょう」と呼びかけている。
美容や健康効果が、特に期待できる野菜。朝はなかなか時間が取れないかもしれないけど、簡単なサラダを作ってみるなど、毎朝少し頑張って野菜をとるだけで体によい変化が起きるかも!? “野菜生活”で健康的な美ボディを目指そう!
【調査概要】
キューサイ調べ
(調査1)
・調査対象:30代~40代女性
・サンプル数:1231名
・実施期間:2018年5月10日~5月17日
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
(調査2)
・調査対象:30代~40代女性
・サンプル数:20名(1231名の中から選出)
・実施期間:2018年6月2日~6月3日
・調査方法:座談会
・調査エリア:東京都、神奈川県、千葉県
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