「“アラ古稀”に見えない!」と話題で、3人のお孫さんに“ジュンジュン”と呼ばれる上野潤子さん(69才)。64才で「第8回ミセス日本グランプリ」の、60代部門グランプリに輝き、「実年齢とギャップのある女性」として話題になっている。現在は東京・国立市で雑貨店とエステサロンを経営する、年商1億円のビジネスウーマンだ。その上野さんは、顔ヨガをオリジナルにアレンジしたエクササイズ「アップップ体操」で、美肌を保っているとか。そのなかでも、目尻と口角をアップするエクササイズを教えてもらいました。
目尻&口角アップップ体操
STEP1 人さし指を小鼻の横から目頭へ
左右の人さし指を小鼻の横にあて、指の腹で軽く押しながら目頭に向かって上げていく。この時、クリームや美容液を塗っておくとすべりがよくなってやりやすい。「アップップー、アップップー、アップップー」と3回(約3秒)声に出して行おう。声が出せない時は心の中で唱える。
STEP2 目頭の横にある「晴明のツボ」を押す
人さし指が目頭まできたら、そのまま左右の目頭の横のくぼみにある“晴明のツボ”を押して刺激する。このツボは疲れ目に効くとされる。気持ちいいと感じるくらいの強さで2~3回押す。爪を立てないよう注意。STEP1と同じく「アップップー」を3回言いながら行う。
STEP3 目頭から眉頭、眉上へと指を移動
“晴明のツボ”を押し終わったら、人さし指を目頭の横から眉頭へ向かってさらに上げていく。そこから眉上の骨に沿って、それぞれ指を外側へ動かしていく。眉の中央あたりでストップし、軽く押しながらマッサージする。「アップップー」を3回言いながら行う。
STEP4 人さし指・中指・薬指で顔全体を引き上げる
人さし指は眉上の中央に置いたままで、中指を目の下に、薬指を?筋の下にやさしくあてる。ひじを開いて、人さし指、中指、薬指の3本で、顔全体を斜め上へ引き上げる。力加減は、目尻や口角が少し上がり、ほうれい線が見えなくなる程度。「アップップー」と3回言いながら行う。
STEP5 3本指でさらに顔を引き上げる
STEP4であてていた3本の指を、さらに顔の外側までズラしていく。中指が目尻の下ぐらいまできたらストップし、さらに顔全体を引き上げる。STEP4の時の顔より口角や目尻が上がり、顔の印象が変わるぐらいまで引き上げよう。「アップップー」を3回言いながら行う。
STEP6 肩甲骨を寄せて10秒キープ
STEP5の状態のまま、ひじを肩の高さに上げて横に張り、肩甲骨を中央に寄せて10秒キープ。こうすると、より顔を引っ張る力が強くなる。この時、肩甲骨の寄せが甘いと、顔を引き上げる力が弱くなるので要注意。目いっぱい、ひじを横に張ろう。STEP1~6を3回繰り返す。
目指せ! 見た目年齢 マイナス15才!
アップップメソッドとは、顔の表情筋を動かすエクササイズである“顔ヨガ”に、頭皮のマッサージを加え、上野さんが考案したものをいう。
「皮膚はすべてつながっています。ですから、頭皮をマッサージで引き上げると、顔のリフトアップができるんです。さらに、頭皮や顔が引き締まれば、胸まわりの皮膚も上がり、バストアップも期待できます。そうすれば、気分も上がって、毎日ウキウキ。運気も上がりますよ(笑い)」(上野さん)
上記で紹介しているのは、目尻と口角まわりの筋肉を鍛えて上げることで、老け顔や疲れ顔を改善するエクササイズ。各ステップごとに「アップップー、アップップー、アップップー」と3回ずつ言い、リズムを取りながら行うと、やりやすい。
ほかにも、毎日のシャンプーで頭皮をマッサージするのもおすすめだという。さらに、普段から口を大きく開けるなどして、口まわりの筋肉・口輪筋を鍛えたり、目をギョロギョロ動かして、目のまわりの筋肉・眼輪筋を鍛えるのも効果的。これらのエクササイズを習慣化すれば、見た目年齢マイナス15才も夢じゃない!?
撮影/浅野剛 イラスト/miya
※女性セブン2019年2月28日号
●たった30秒!顔ヨガ「V字上げ」でむくんだデカ顔を解消するテクを紹介
●好感度抜群の笑顔を作る顔ヨガ「V字上げ」2種、間々田佳子さんが伝授
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