ジェニロペの2つのドレスに関する秘話が注目を集めている。
映画『オーシャンズ8』の舞台としても知られる、世界最大のファッションイベント「メットガラ2019」が、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われた(現地時間5月6日)。レディー・ガガ、セレーナ・ウィリアムズ、キム・カーダシアンら今年もそうそうたるゲストが出演し話題をさらったが、中でもジェニファー・ロペスはフィッティングの段階から注目の的。なんでも、メットガラ用ドレスのフィッティングで、涙を流したというのだ。
涙の理由は、4月に53歳の若さで他界した「アトリエ・ヴェルサーチ」のアトリエ・チーフ、ルイジ・マッシが手がけたドレスをまとったから。スワロフスキー・クリスタルが高密度で散りばめられたヴェルサーチのドレスは、きらびやかかつ繊細でルイジの仕事ぶりが手に取るようにわかる。そのため感情が高まってしまったようだ。ちなみに、ドレスの製作には50日が費やされ、フィッティングには7時間を要したという。
ジェニファーは自身のYouTubeチャンネルに投稿された舞台裏動画の中で、こう話している。
「今年は悲しいことがあったわ。このドレスの最初のフィッティングのとき、涙が出てきたの。ルイジが亡くなったとき、このドレスを作っていたと思うとね。つらいけど、これは彼の仕事を称える意味もあるのよ」
「メットガラ2019」は、「キャンプ:ファッションについてのノート」というテーマで開催。パウダーピンクのジャケットを着た婚約者のアレックス・ロドリゲスと共にジェニファーは華々しく登場した。
続いて、もう1つのドレスに関するエピソード。ジェニファーは2000年のグラミー賞式典で着用したグリーンのヴェルサーチのドレスについて、「土壇場の選択だった」と最近明かした。
「おそらく私の最大のファッション的瞬間は、ヴェルサーチのグリーンのジャングルプリントドレスを着たときね。私はグラミーのノミネートを受けていたんだけど、あのとき、マシュー・マコノヒーと『ウェディング・プランナー』の撮影をしていたの。ど田舎で乗馬シーンを撮っていたとき、私のスタイリストが『明日はグラミーです』ってやって来て『もう他には残っていません。遅すぎます。私は何週間もあなたとフィッティングするのを待っていたんですよ』と言われたわ」と当時を振り返ったジェニファー。結局、当日はわずか2着から、グリーンのジャングルプリントドレスを選んだという。
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こうして、ドレスが決定したものの、ジェニファーは以前投稿した動画の中で、ある問題があったことを明かしている。
「唯一の問題は、とてもローカットだったからステージ上で胸が飛び出さないかってことだった。だから、両面テープで固定したの。しっかり貼り付けたからハプニングの危険性はなかったってわけ」
ヴェルサーチとジェニファーの間には、切っても切れない深い関係があった。
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提供/Bangshowbiz