女性なら誰もが憧れる美肌&美ボディ…どちらも効率よく手に入れたいもの。
肌のしみやしわ、たるみなどの“肌サビ”対策に着目した新しい美容液『アーティストリーインテンシブ-プロフレッシュエッセンス』の発表会に、人気クロスフィットトレーナーのAYAさんが登場。
自身の肌ケアについて語るとともに、この日のために考案した“オリジナル肌サビ防止トレーニング”をレクチャーしてくれた。
そもそも“肌サビ”って何?
“肌サビ”とは、呼吸などで体内に取り込まれた「活性酸素」が、紫外線を浴びたりすることで酸化すること。メラニンが過剰に生成されたり、肌にハリを作るコラーゲンの生成がうまくできなくなるなどし、しみやしわ、くすみ、たるみなどさまざまな肌トラブルを引き起こすという。イベントに登壇した皮膚科医で医学博士の小林智子先生が言う。
「紫外線による肌の老化は、『光老化(ひかりろうか)』と呼ばれ、しみやしわなどの見た目だけでなく、肌表面のゴワつき、弾力性の低下につながっているんです。肌の老化の8割を、この『光老化』が占めています」(小林先生・以下同)
紫外線量が多くなる夏本番に向け、ぜひ対策法を知っておきたいところだ。
肌サビ対策に効果的なのはビタミンC
肌サビ対策には、抗酸化物質の摂取が欠かせないそう。抗酸化物質の王様であるビタミンCには、活性酸素を除去するだけではなく、コラーゲンを増生したり、ターンオーバーを促進するほか、メラニン生成を抑制し色素沈着を防ぐ作用があるんだとか。
「美容液で摂取する場合は、紫外線を浴びる前の朝に塗るのが効果的で、食事から取り入れる場合は、フルーツならベリー類、かんきつ類。野菜ならパプリカやトマト、ブロッコリーなどがおすすめです」
AYAさんの肌ケア事情は?知らぬ間に完璧な肌サビケアを実践
鍛え上げられた美しいボディだけでなく、実は美肌の持ち主でもあるAYAさん。小林先生とのトークセッションでは、自信の肌ケア法について教えてくれた。
「お肌にはそんなに意識を向けていなかった」と言うAYAさんだが、「週末には必ずパックをして、平日に基礎化粧品でケアするときは、スチーマーをあてて毛穴を開かせてから化粧水を入れていく感じでお手入れをしています」と、丁寧な肌ケア法を紹介。日々トレーニングとシャワーを繰り返すことで肌が乾燥しやすいため、保湿にも気を使っているという。
小林先生によると、肌サビ対策には、こうしたスキンケアのほか、食事と運動も重要だといい、その2点についてはAYAさんも自信たっぷり。
「食事は、日々のトレーニングから体の回復をさせるためにも、ビタミンCをしっかり摂るようにしています。夕食後にビタミンの錠剤を飲んだり、お野菜もたくさん食べます。たんぱく質を摂るために、お肉もたくさん食べています」(AYAさん・以下同)
専門分野である運動については、全く心配なし。
「汗をかいて毒素を出していく、中のものを発散していくということから、体を変えていくというのは結果的にお肌にいいんだろうなと感じていて。運動は心も開放的になるし、気持ちの部分って結構お肌に出たりするので、運動とお肌は結びついていると、改めて感じています」
小林先生から「AYAさんは知らず知らずのうちに(肌サビの)ケアができている」と褒められると、「お肌のことを考えてやっていなかったので、それがお肌のスキンケアに結びついてるとわかってうれしい。これからも続けていきたいです」と笑顔を見せていた。
AYAさん監修「夏 サビない体になるトレーニング」で美肌&美ボディに
イベントの目玉企画として紹介されたのは、AYAさん考案の “肌サビ防止トレーニング”。特別な器具は一切使わないので、自宅ですぐにでも始められるのがうれしいポイントだ。
今回は、「アーティストリー」ブランドの部長を務める杉本千恵さんも一緒に実践。スクワットを土台とした3段階のレッスンが紹介された。
トレーニングにはいる前に、まずはイスを使って腹筋のある場所を確認!
●準備運動
【1】背筋を伸ばしてイスに浅く腰掛け、膝を閉じる。
【2】イスのヘリを手で持ち、背筋をキープしたまま脚をキュッと高く上げる。その状態で手を離したとき、体を支えるために力がはいっているところが腹筋になる。
<ポイント>脚を上げる際、背中が丸くなったり、背中が後ろに倒れないよう注意して。
【3】ピッと脚を上げた状態で20秒キープしたら、脚を下げて10秒休憩。これを繰り返すことで、お腹の真ん中に縦に走っている腹直筋が鍛えられる。
【4】【3】ができるようになったら、次のステップとして、ねじる動作を追加。両手のひらを合わせて、上半身を左右にねじる。これで腹筋の横に走っている腹斜筋にアプローチをかけていく。
<ポイント>膝の位置がブレないよう、お腹だけで上半身をねじるイメージで。
【5】これを5~8セット繰り返し腹筋を温めたら、いよいよトレーニングへ!
●STEP1:エアスクワット
【1】イスの前に立ち、脚を肩幅に開く。胸はまっすぐ正面を向いたまま、骨盤だけを後ろに引いて腹筋に力を入れる。
【2】バンザイポーズでゆっくり腰を落としていき、お尻にイスが触れたら脚をまっすぐに戻して立ち上がる。
【3】腰の落とし方を確認できたら、今度はイスを外してトライ。空気イスに座るイメージで腰を下げていき、膝よりもお尻の位置が下がったところで立ち上がる。
<ポイント>
上半身が前に倒れていかないように、しっかり背筋を伸ばして手はまっすぐ上に!
●STEP2:ジャンピングジャック
【1】脚を大きく開いて立ち、外に膝を向け、膝とお尻を同じ高さまで下げる。両手は膝の上に。
【2】お尻が膝と同じ高さまで下がったら、そこから勢いよく立ち上がり”気をつけのポーズ”にする。
低いところからのジャンプを加えることで、スクワットより強度が高く、呼吸が早くなるのが実感できるはず。杉本さんも「想像以上にキツイ!」と息が乱れていた。
●STEP3:相撲ジャンピングスクワット
【1】四股を踏むようなスタンスで脚を開き、バンザイポーズで手と脚がエックス状になるようにジャンプする。
【2】着地時、体をねじって手で反対側のつま先をタッチする。
【3】【1】【2】を繰り返す。ジャンプ、タッチ!ジャンプ、タッチ!をテンポよく行う。
<ポイント>
上半身だけをかがめてタッチするのではなく、腰からしっかり落としてタッチする。
腹筋だけでなく内ももなど全身が鍛えられる動きで、AYAさんでさえ息が上がってしまうほどだった。
以上の3ステップでトレーニングは終了。杉本さんは「見るのとやるのは、全然違う! これだけやられて、AYAさんの美しさ、健康美が維持されてるんだなと納得しました」と脱帽。
運動習慣のない人にも取り入れやすい今回のトレーニング。肌サビ防止はもちろん、夏に向けた体力作りのためにも、ぜひトライしてみて。
【データ】
「ARTISTRY SUMMER LOUNGE ~夏、サビない肌に。贅沢ビューティー体験~」
6月21日開催。
「アーティストリーインテンシブ-プロフレッシュエッセンス」
価格:7830円(税込)
取材・文/出山由理
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