スキンケア

正しいスキンケアの方法6選|超乾燥肌以外の人は洗顔料を!クレンジングは1分以内に

日々、スキンケアや美容法がこだわってやっている人は多い。けれど、それは本当に正しい方法だといえますか?

『女医が教える、やってはいけない美容法33』の著者で、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田(けいた)朋子さんが医学的に正しい肌育習慣を教えてくれた。

自己流スキンケアを見直して、美しい肌を手に入れましょう!

鏡の前でスキンケアをして笑顔の女性
写真/ゲッティイメージズ
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洗顔料は朝も使うべし

朝、酵素洗顔で顔を洗っている女性
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朝の洗顔は、一部の「超乾燥肌」の人以外は、洗顔料を使うべき。酵素系洗顔料などの皮脂を落とせる洗顔料をよく泡立て、顔全体を優しくなでるように10秒ほど洗ってそっとすすぐ。夜の洗顔も同様に優しく行う。

角栓が気になる人は洗顔ブラシなどの刺激の強いものは避け、酵素系洗顔料やクレンジングオイルで優しく洗うのがよい。

スキンケアは手のひらで。化粧水は省略OK

化粧水は捨てて、美容液と美容クリームを塗っている女性のイラスト
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基本的に、スキンケアは「手でつける」が正解。きれいに洗った手に取って、顔を優しく包み込み、押し込むようなイメージでつける。「手のひらが化粧水を吸う」はウソ。

肌にとって本当に必要なのは「水分を与える」ことよりも「肌が持っている水分を逃がさないようにする」ことなので、化粧水よりもクリームの方に重点を。

ブラシは絶対NG!指を使って優しく

ブラシはNG、指やスポンジやパフを使うのはOKと説明するイラスト
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メイクも指で行うのがベスト。パウダーファンデーションやお粉をつける時は、スポンジやパフを「ぽんぽん」と優しく肌に置くようなイメージで。肌の上をすべらせるようにつけるのは、刺激になるのでNG。

アイシャドーやチークは、クリームタイプを指でつけるか、発色のいいものを清潔なブラシで「ふわっと」ひとはけだけのせる。アイシャドーについているチップはブラシよりも刺激が強いので使わないのがベター。

道具は必ずこまめに洗い、傷んだら交換できるようにスペアを用意しておく。

クレンジングも入浴も時短がベスト

クレンジングは1分と決めている女性のイラスト
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「クレンジングしながらマッサージ」は厳禁。肌を擦らないようごく弱い力で行い、クレンジング剤を肌にのせたら1分以内にすすぐ。入浴時の半身浴やマッサージは不要。「汗や皮脂を落とせれば充分」くらいの気持ちで、汚れを落とすこととリラックスすることを重視。

パックは“ハレの日”だけ、小顔ローラーは週2回まで

シートマスクは1枚入りがOK、美顔ローラーは週2回までと図解したイラスト
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「1か月分」「毎日使える」などと書いてある大容量のパック(シートマスク)は強力な防腐剤が刺激に。使うなら1枚入りのものを、大切な日の朝だけに。肌表面がうるおって化粧ノリがよくなる。

マッサージはできるだけ弱い力で行うこと。小顔ローラーは手よりも強力なので、週2回程度までに抑える。

朝のジュースはオレンジよりトマト

リコピンの入ったトマトジュースは○、ソラレンの入った柑橘系ジュースは×とするイラスト
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朝は紫外線対策としてビタミンとポリフェノールが豊富なトマト、すいか、パプリカなどを積極的に摂ろう。光毒性のあるソラレンを含む柑橘類、セロリ、きゅうりなどは避ける。

脂質を抑えすぎると乾燥肌や便秘が悪化。えごま油、アマニ油、青魚などで、オメガ3を摂取。朝のランニングは老化のもと。ヨガやストレッチなら、振動や紫外線による害の心配がない。

教えてくれたのは:銀座ケイスキンクリニック院長・慶田朋子さん

慶田朋子先生の顔写真
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イラスト/つぼゆり

※女性セブン2019年9月5日号

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