美ボディの伝道師とも言えるパーソナルトレーナー。最初からそんな体を目指すのは難しい…という人でも、習慣を真似することから始めるのならできるかも。
研究に没頭していた大学在学中にミスコンテストで優勝し、今では「フィットネスビキニ」という競技に出場する人気パーソナルトレーナーの田上舞子さん(31歳)は、まさに才色兼備な存在。彼女がコカ・コーラの新商品『パワーエイド』発売キャンペーンとして行ったマンツーマンレッスンに参加し、美しさの源になっている美習慣について教えてもらった。
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WORKOUT/筋トレは毎日の習慣に
1週間のうち、1時間から1時間半くらいの筋トレを6日、インターバルトレーニングの有酸素運動を1、2日とほとんど毎日トレーニングをしています。生活の中でも、乗り換えが多い駅なら歩くなど、できるだけたくさん歩いてカロリー消費するようにしています。だいたい、1日2万歩は歩いていますね。
今でこそ「フィットネスビキニ」という筋肉美を競う大会に出場していますが、運動は元々全然していなくて、食べるのもお酒も大好きなので社会人になってどんどん太ってしまったんです。それでダイエットを始めて、最初は痩せていくのがうれしくて続けているうちに筋肉に目覚めました(笑い)。最初の頃はランニングなど有酸素運動をメインに、筋トレは週に2回だけパーソナル専門のジムで続けていたのですが、そのうち筋トレメインの内容にシフトしていきました。
今では、頑張って続けているというより、歯を磨いたり、お風呂にはいったりするのと同じ感覚で筋トレをしています。
FOOD/毎朝玄米と目玉焼きを食べる
オフシーズン中の今は、「体重×2g」のたんぱく質を摂ること以外の厳しい制限は特にしていません。仕事が不規則なので、食事が23時など遅い時間になってしまうときは炭水化物は控えて高たんぱくなものにするくらい。毎日ちゃんとパワーを出せるように食事はしっかりとっていて、甘いものも食べます。減量中は一切外食はしないので、友達と食事に行くのはオフシーズン中だけです。その分、外食では気にせず好きなものを食べています(笑い)。
大会の3か月くらい前から減量期にはいり、体重を7kgくらい落とすのですが、そのときは高たんぱく、低脂質の食事に切り替えます。炭水化物も必要なときに必要な量を摂ります。減量中の自炊では、鶏肉や牛肉を煮たり焼いたりしたものに塩こしょうなどシンプルな味付けをして食べています。また、ノンオイルのツナ缶やえび、いかなどの魚介類も食べられるので食材は意外と豊富。あとは、いろんな種類のスパイスソルトを揃えて味を変えるのも、飽きずに食べるコツですね。
その他、朝食には必ず玄米と卵を食べて、食物繊維とたんぱく質を補給。減量中は全卵1個に白身3個分、オフシーズン中は全卵2個と白身1個で大きな目玉焼きを作って食べています。
BODY&MIND/常温の飲み物を飲んで体を冷やさない!
体温が高い方が代謝も上がるので、体を冷やさないように冷たいものは飲まず、コンビニなどで飲み物を買うときも常温のものを選びます。お風呂はアロマの香りがついたソルト系の入浴剤を入れて、ゆっくりとはいります。帰りが遅くなってしまった日はシャワーで済ませることもありますが、夏でもできるだけ湯船に浸かるようにしています。
肌のケアは、たまにクリニックでイオン導入をしていますが、日々のケアにはシートマスクを朝夜使っています。朝は顔を洗ってパックのあとにそのまま化粧を、夜はパックとクリームだけ。とにかくたくさん使うので、コスパのいい『青のルルルン もっちり高保湿タイプ』を愛用しています(笑い)。
今回のスリム美人:田上舞子さん
たのうえ・まいこ。パーソナルトレーナー。芝浦工業大学在学中に初代ミスキャンパスに輝く。会社員として働きながら、ダイエット目的でトレーニングを始めたことをきっかけに筋トレに目覚め、現在はパーソナルトレーナーとして都内のトレーニングジムで活動中。
撮影/八木英里奈
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