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63歳オバ記者を悩ます気象病、「ベッドから起きられない…」その症状とは?

自作のマスク「オバノマスク」を着けながら、引き続き感染対策を怠らないオバ記者。不要不急の外出を控えながらも仕事を続けている。

オバ記者
写真7枚

そんなオバ記者を悩ませているのは、コロナではなく低気圧だった。連載197回目となる今回は、気象病について。

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バイト先にメロンが!

メロン
写真7枚

いきなりナンだけど、メロンは好きですか? きっと「好きっ」って、即答する人が多いんだよね。

先日、衆議院議員会館のバイト先に支援者からメロンが届いたんだけどね。そのときはお約束通り、私も「わああ~」って歓声らしきものをあげたもの。たまたまその日、メロン色の「オバノマスク」をしていたのも、何かの巡り合わせ? なんちゃって。

メロン
写真7枚

でも、正直なところどうか、と聞かれると微妙なのよね。特に高級メロンが。そりゃあね、ブッフェで並んでいると、「元を取らなくちゃ」という気になって、小さなかけらを口に放り込むわよ。瞬間「おお~ッ」と思う。でもその直後に舌の両側がチクチク、エグエグ。ああ、”甘い話”に乗るんじゃなかったって後悔に似た気持ちになるのよ。

でも、今回いただいなものは別ものだったね。メロンをしっかり検査をして「糖度18度」だけ出荷しているとパンフレットに書いてある通り、とんでもなく甘い。ただ甘いだけでなく、いくら口の中に意識を集中しても、あのエグさが追っかけてこないんだわ。

気圧の上下によって絶不調に!

な~んてことを言っていると、”オバ記者、なんだかんだ言っていい思いしているじゃない”と思うかもしれない。けど、それはほんの一コマでね。実は先週は今までないほどの絶不調。40代半ばから東シナ海で低気圧が発生すると、天気のくずれより先に体が鉛のように重くなるんだけど、先週の気圧の上下は半端なかったんだわ。

土曜日は丸一日、ベッドから起きられなかったし、気分が沈んじゃって誰とも会いたくなくなるんだよね。なんたって食生活がおかしくなる。食べるのが面倒くさくて、手っ取り早く、すぐにお腹がいっぱいになる牛丼とか、かつ丼とかがとてつもなく食べたくなるのよ。

長く生きているから、これが気圧のせいで、一過性のものだってことは、承知しているんだよ。「ほらほら、おいでなすった!」と、自分の体を客観視したりもできる。

でも体の欲求に、「理解」とか、「承知」とか、いったん頭を通したことで収めようとしたって、まずムリ。気が付くと近所の丼やさんで、ニッカポッカをはいている元気のいいお兄さんに交じって、どんぶりの中に顔を突っ込んでいる。写真がない? あるもんかね‼ 人に隠れて食べているんだから。

体調が戻ると”ひとりしゃぶしゃぶ”

しゃぶしゃぶ店の店内
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で、写真に残すのは、ひとりで入った近所のしゃぶしゃぶ食べ放題とか、やっと落ち着いて料理をした日曜日の夕飯とか。食べる野菜の量と、心身の安定って、正比例なのよね。こうなってからようやく体を動かす気になるんだわ。

オバ記者の夕食
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夜の隅田川にお散歩に!

オバ記者
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実は隅田川が徒歩圏内のマンションに引っ越してから4年たつけど、一度も川まで歩いたことがなかったのよ。「行ってみようかな」と体を起こして歩き出したのは、日がとっぷり暮れてからだったけど、川のほとりをみんな、走ったり、歩いたりしているのね。

オバ記者
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なんだか今日は体がすごく軽い。昨日までの不調がうそのよう。実はその日、私の腰には、このようなものを…ってその話は、また次回ね。

オバ記者(野原広子)

1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。一昨年、7か月で11kgの減量を達成。

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