【山本浩未さん連載・メイクのメ】大人の口のネバつきに専用ブラシで歯茎マッサージ

ヘア＆メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、大人の口臭問題を考えます。

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最近、なんとなく口臭が気になってたんです。もちろん、ちゃんと歯磨きしてますよ。でも、ふとしたときに「におっているかも…」って。あ、これが“大人の口臭”なのかと、ショックでした。

大人になって唾液が出にくくなると、歯槽膿漏や口臭など口内の不調の原因になるんだそう。なので、ちょくちょく口をゆすいだり水を飲んだりしてるのですが、なんかすっきりせず、どうしたものかな、と思っていたんです。

私は「機能が整っているものは美しい」という持論を持っていて、つまり“健康”であることは“美しい”の大事な要素だと思っています。だから、歯や歯茎がきれいな人は、美しい。

例えば、プロテニスプレーヤーの伊達公子さんの白い歯。小麦色の肌や魅力的な笑顔とあわせて、健康的な美しさですよね。

メイクのメ46＿伊達 — 伊達公子（だてきみこ）／1989年プロデビュー。アジア出身女子選手として、初めてシングルス世界ランクトップ10入り（最高位4位）を果たすなど多くの記録を持つ。96年現役引退するが、08年に復帰。

そんなわけで、歯についてはいろいろ試してますが、お気に入りは、歯茎をマッサージするシルクの小さな口腔ケア用ブラシ。これをお湯に浸して柔らかくして、歯茎をマッサージします。国産シルクで作られていて歯茎への当たりが柔らかく、すごく心地いいんです。

まず、血行がよくなるので歯医者さんにほめられるくらい、歯茎がピンク色に。夜、歯磨きの後にやるようにしたら、朝起きたときの口の中のネバつきや口臭もあまり気にならなくなりました。さらに頬の内側からマッサージの要領で使えば、顔がすっきり。ほうれい線も目立たなくなりました！

口の中の雑菌は歯槽膿漏に限らず、いろいろな病気につながるともいわれています。唾液を出すようにするのは、口臭予防に限らず、大人の健康維持と美に必須。

いや、しかし大人になると、やることがどんどん増えますね～。でも、やれば心地よく過ごせる、とポジティブにとらえてうまくつきあっていきましょう。アスリートは歯が大事、といいますから、伊達さんがいくつになってもパワフルに現役を続けていられる理由の1つも、きっとちゃんと歯のメンテナンスを続けているからなんでしょうね！