ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は山本さんが、左右対称の眉を簡単に描ける「眉スタンプ」を教えてくれました。
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眉の上にポンと押すだけ!画期的な「眉スタンプ」
メイクの相談でいちばん多いのが、眉の描き方です。顔の中で唯一形を変えられるパーツだから、眉ですごく印象が変わるんですよね。とはいえその人のもともとの眉がベースになるから、個人差があって、描き方を教えるのも難しいんです。
皆さん、いろんな工夫をしていると思いますが、最近おもしろいアイテムを見つけました! KISS NEW YORKの『ニューアイブロウスタンプ』という眉スタンプです。眉形スポンジにコンパクト内のパウダーをつけたら、自分の眉の上にポンと押すだけで眉ができちゃうの。ホントこれだけ! 私も「こんなオモチャみたいなもので!?(笑い)」と思いましたが、驚くほどなじむしバランスよくできてるんです。
色と形が2種類ずつあって、私は『ナチュラルブラウン/ストレート』を使っています。大人には、若々しく見えるストレートがおすすめ。
基本の使い方は、まず添付のスクリューブラシ部分で軽く眉毛の流れを整えたら自分の眉頭から1mmくらい外側にスタンプの眉頭を合わせ、眉尻が下がらないように水平に押します。スタンプしたては結構くっきりしていますが、スクリューブラシの先端で輪郭を軽くなぞると自然になじみますよ。
描く位置をずらせば表情も変わる
慣れてきてよりいい感じを目指すなら、左右の目がヨリ気味の人は、スタンプの眉頭を自分の眉頭の位置よりちょっとだけ外側に合わせてみて。反対に目が離れ気味の人は、ちょっとだけ内側に合わせます。
私もそうですが、眉間にしわがある人もちょっとだけ外側にしたほうがバランスよく仕上がりますよ。しわがあるってことは眉間が寄って狭くなっているわけだから、離れ気味にすることでやさしい顔立ちになるんです。私は最近毎日のようにこのスタンプを使ってますが、眉間の位置をちょっとずらすだけで表情が変わるのも楽しいの! 修正したいときは、先端にファンデーションやコンシーラーをつけた綿棒でぬぐい取るようになぞれば、微調整も簡単です。
大体の輪郭ができたら、眉尻は添付のブラシ部分でスッと描き足すように伸ばしてみて。マスクをしているときは、眉尻を長めにした方がスッキリ見えますからね。さらに仕上げに眉マスカラをプラスして、眉に勢いをつけてあげると完璧。眉に色とニュアンスをプラスすることで、メイク全体の中に眉が溶け込み、あか抜けます。
マスクをしていても眉メイクは必要なので、「いかに時間をかけず、左右対称に描くか」っていう苦労はマスクメイクの時代も続きます。簡単に悩みを解消してくれる画期的なアイテム、だまされたと思って使ってみて!
「眉スタンプ」の使い方
【1】スクリューブラシで眉をブラッシング。
【2】スタンプにアイブロウパウダーをこするようにしてつける。
【3】眉頭と眉尻が水平になるようにスタンプ。
【4】完成!整った眉が簡単に描ける。
詳しいやり方はコチラの動画をチェック!
押すだけで眉が完成。メイクが劇的にラクになる!
眉スタンプと鏡、2種類のブラシがセットに。形はストレートとアーチ、色はナチュラルブラウンとディープブラウン各2種類がある。KISS NEW YORK ニューアイブロウスタンプ ナチュラルブラウン/ストレート 1800円/KISS JAPAN 電話:045-594-8790
山本浩未(やまもとひろみ)
ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『たるみはメイクでなくせます!「3本の線」で顔を建て直す』(小学館)も好評。
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