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2017.01.14 07:00

【オバ記者連載24】年末年始に2kg太り、断酒ダイエットを決意

当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。現在59才、バツイチ独身、自らを「女の崖っぷちから、一歩落ちている」というオバ記者ことライターの野原広子が、美容、ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。

オバ記者が目指すのは、還暦を迎えるその日までに人生の伴侶をゲットすること。今回は、年末年始をきっかけに始めた、あるダイエットについて。これが以外に、効くらしい。

＊　＊　＊

で、ダイエットはどうしたの？　やせおかは？　階段上り下りは？　この年末年始の結果を、さあ、さあ、さあ、言ってみ！　容赦ないお声が私の耳にも届いております。

実のところ、ここだけの話、2kg、太りました(/ω＼)。つまり“池中玄太”を、ちょいオーバー。しかし、これには深いわけがありまして、まあ、聞いてちょうだい。

年末、82才の父と88才の母と2泊3日、秋田の温泉旅行に行き、そこでがっつりと風邪をひいてきたの。いや、正直、熱もないし、喉も痛くない。食欲もバリバリ。ただ体がだる～くて何もしたくない。これが風邪？

で、3日間、昼も夜も寝ても、一向によくならないから、近所のT病院に行ったら、ベテラン医師も「何でしょうね？」と首をかしげる。「まあ、とりあえず血液検査をしますか？」ということになり、翌日、結果を聞いたら「異常なし。健康体ですよ。軽い風邪でしょう」だって。

年末年始、”くっちゃ寝”の生活を続けたところ…

寝て起きると、猛烈にお腹がすいているのはいつものこと。むっくりと起きあがり、冷蔵庫の白菜、もやし、油揚げか豆腐でみそ汁を作って、納豆、明太子で白いご飯をかっこみ、デザートのチョコやアイスを口に入れてまた寝る。ときどき目を覚ましてテレビをつける。

これを1週間続けたら、お腹まわりがひと回り大きくならないわけがないって。しかし、私が自分に愛想をつかしたのはその後よ。

テレビで何を見ているかといえば、有名人のお腹。演歌歌手の大御所のゆったりしたドレスを見てニンマリしたり、世界のトップゴルファーの松山英樹のお腹に、「若いのにねぇ」と目じりを下げたり。

他人さまのお腹がどうあれ、自分とは何の関わりもないのに、「うひゃひゃひゃ」と小喜びが止まらないって、人としてどうよ。

あ、でもね。実はかなり勝算のあるダイエットをはじめたの。それは、断酒。風邪のせいか冷蔵庫に冷えている缶チューハイに手が出ないのよ。結果、今のところ丸8日の断酒。

以前、久しぶりに会った友人が見違えるように痩せていたんで、わけを聞いたら、「お酒。1週間や2週間じゃダメだけど、1か月飲まなかったら確実に結果が出るよ」と言っていたことを思い出したの。

お酒も甘いものも、もしかしたら男も(？)、いったん食べ始めると、”お酒枠”とか”甘味枠”が体にできて、その枠をうめたくなるんだよね。でも逆に”枠“を消滅させると、なくてもよくなる。6年前に”たばこ枠“を消した私は、できそうな気がするんだよね。

もちろん体調が戻ったら体操教室に通い、それから計画中のエクサも始めて、やる気充分の還暦の年でござい。

1957年、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』（日本テレビ系）に出演したこともある。

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