5月にはいり各地で夏日を観測する日もあったりと、早くも熱中症対策というキーワードがメディアで取り上げられています。そこで、バテない体作りのためにも、ヘルシーで栄養価の高いコンビニフードをスイーツプランナーに聞いてみました。

そのときの自分の状態にあった定番を買うのがお決まり
普段は週2回くらい、朝早い仕事の前などにコンビニを利用するというスイーツプランナーの山口真理さん。間食用に『カロリーメイト』などのエナジー系、ダイエットのときはサラダ、免疫力をつけたいときはキリンのドリンク『iMUSE』を購入するのが最近の傾向だそうです。
◆健康によさそうな謳い文句付きや添加物少なめの商品を選択
「コンビニを利用するときのルールは、体にいいもの。つまりあまり添加物などがはいっていないものを選ぶようにしています。もしくは、あえてカロリーや糖質が高いものをエネルギーチャージ目的に買います」(山口さん・以下同)
『7プレミアム 皮むきりんご』(セブン-イレブン)
甘味と酸味のバランスがよいりんごを食べやすくカット。1袋80gあたり46kcal。糖質は11.3g、食物繊維は1.1g含まれる。

●袋を開けたらすぐに食べられるヘルシーデザート
「フォークも使わずに袋を開けたらそのまま食べられて便利。デザートを食べなくとも甘いもの、しかも自然の甘みをコンビニで購入でき食べられるので、重宝しています。このシリーズは他にも、キウイやパイナップルなどがあって、どれもおいしいです」
『野菜スティック(味噌マヨ)』(ファミリーマート)
手軽につまめるようスティック状にカットされたきゅうり、大根、にんじん、キャベツがはいったおつまみタイプのサラダ。みそマヨ付き。

●フレッシュな野菜×みそマヨがクセになる!
「みずみずしい野菜がたくさん食べられる1品。そして、とにかくこのみそマヨがおいしいんです。気軽につまめるので、通常のサラダよりも食べやすく、散らからないというところもお気に入りです」
『7プレミアム 肉入りカット野菜』(セブン-イレブン)
いろんな料理に使える冷凍食品の肉入りカット野菜。1袋130gあたり65kcal。たんぱく質は2.1g、脂質は4.2g、糖質は3.2g、食物繊維は1.9g含まれる。

●豚肉入りであっという間に立派な1品が完成
「お皿に入れて電子レンジで加熱して、ドレッシングをかけて食べるだけ。クイックに1品ができあがります。豚肉がはいっているのでうま味がしっかり出ます。忙しいときの料理にあると便利です」
『カリホク!美腸大学いも』(ファミリーマート)
国産の「紅あずま」を使用。外はカリカリ、中はホクホクとした食感が特徴の大学芋。シールド乳酸菌入り。1袋90g入りで311kcal。たんぱく質は1.4g、脂質は10.6g、糖質は51.1g、食物繊維は2.4g含まれる。

●スイーツ感覚の冷凍おかずで腸活
「解凍したらすぐに食べられるので手軽。甘いものが食べたいときのお菓子代わりにおすすめです。おいしく腸活できます」
『スパイス香る バターチキンカリー 180g』(ローソン)
電子レンジで簡単に作れる本格レトルトカレー。完熟トマトのほどよい酸味と無塩バターでバランスのとれた、ほんのり甘い香りが特徴。。1袋に180gはいっていて321kcal。

●ご飯にもパンにも、これだけで食べても美味!
「同じレトルトでもおいしさが違います。しっかり煮込まれていて、ご飯がなくてもコレ1品でおいしく、止まらなくなります。お弁当の1品に、ローソンに駆け込むことも」
『完熟ドライみかん』(ファミリーマート)
ドールが選んだ素材を使ったドライフルーツ。1袋35gあたり123kcal。新鮮なフルーツは多くが水分。その水分を乾燥させたドライフルーツは、効率よく栄養価の高い成分を摂取できる。

●フルーツを持参して小腹満たしに!
「いつもバッグに忍ばせている定番品。ドールが選んだみかんということで、おいしさは保証付きです。小腹が空いたときのおやつに最適。食べたらきっとハマると思います」
教えてくれたのは:スイーツプランナー・山口真理さん

フードコーディネーターやお菓子屋オーナーの肩書も持つ。東京・福岡を拠点に、店舗や生産者などの商品開発プロデュース、コンサルティング、フード撮影、スタイリング、自作のエディブルフラワーを使用したお菓子の販売、オーダー菓子作成などを行う。モットーは、生産者から直送されるスイーツ。著書に『スイーツの仕事』(ポプラ社)がある。
撮影・取材・文/竹腰奈生
●小腹を満たすコンビニおやつ|大豆チップスや“きなこくるみ”などヘルシーな6品