広がる発酵食生活｜塩分ゼロ、手軽で時短にも！伝統食から生まれたニューフェイス『発酵そみファ』に注目

健康志向の高まりでブームの発酵食品。なんと塩分ゼロの大豆発酵食品『発酵そみファ』が登場！　人気インスタグラマーの料理研究家が、この『発酵そみファ』を使った料理を提案してくれました。

発酵食品のメリット5つ

微生物の力を借りて作られる発酵食品には、元の原料にはない新たなパワーが秘められている。知れば納得のうれしい働きばかりだ。

1.消化・吸収がよい

発酵の過程で炭水化物、たんぱく質、脂質の一部が分解されるため、より消化・吸収しやすい状態になる。

2.栄養度が増える

微生物がビタミンB2、葉酸などのビタミンB群や抗酸化物質など人の健康によい栄養素を生み出す。

3.腸内環境を整える

腸内細菌へ影響を与え、善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑えるため、腸内環境の改善が期待できる。

4.保存性がアップする

発酵で繁殖する、人によい働きをする微生物が、食材を腐らせる有害菌の繁殖を抑えるため、保存性が高まる。

5.おいしくなる

発酵により、でんぷんが糖分に、たんぱく質がアミノ酸に分解されることで独特の甘みや旨み、コクが出る。

食物繊維と一緒に食べるとより腸の働きがよくなる

発酵食品は数多くあるが、日本人に特になじみ深いのは大豆発酵食品である。しかし、「みそやしょうゆには高血圧のリスクを高める塩分が多く含まれているため、摂り過ぎには注意が必要です」（藤橋さん・「」以下同）

食べ方は、例えば納豆とキムチなど、発酵食品同士を組み合わせると腸の働きがより高まる。

「さらに善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を一緒に摂ると、腸内環境の改善に役立ちます。野菜や果物、豆類、海藻類、全粒穀物を積極的に摂りましょう」

『発酵そみファ』については、「本当に塩味がなく驚きました。大豆のコクが料理の味を深めますね」。継続して食べてこその発酵食品。日々の食生活にぜひ取り入れて、健康を目指したい。

そみートソース｜肉の量が減ってカロリーオフ、満足感も◎

材料（2人分）

合いびき肉100g、玉ねぎ1/2個、にんじん1/4本、えのきたけ1/2袋（100g）、ホールトマト缶1/2缶（200g）、パスタ200g、【A】（発酵そみファ大さじ4、おろしにんにく小さじ2、ケチャップ大さじ3、ウースターソース大さじ4、水1/2カップ）、オリーブオイル適量、お好みで粉チーズとパセリ各適量

作り方

【1】玉ねぎ、にんじん、えのきたけは、みじん切りにする。
【2】フライパンでオリーブオイルを中火で熱し、合いびき肉を炒める。焼き色がついたら【1】を加えてしんなりするまで加熱する。
【3】ホールトマトとAを加え、つぶしながら混ぜて15分煮込む。
【4】茹でたパスタと和える。粉チーズとパセリはお好みで。