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自然体で可愛い“そとねこ”の世界 自由気ままでふてぶてしいのが魅力

そとねこ
疲れて帰ってきたお父さんみたい…
写真5枚

室内で家族の一員として暮らす飼い猫たちもいますが、今回紹介するのは屋外でたくましく暮らす“そとねこ”たち。2021年9月には、『そとねこ』(インプレス)というカレンダーも発売され、今あらためて注目を集めています。

自由気ままな姿で人々を癒す、そとねこたち

もともと、「ツンデレ」「人懐っこい」といったイメージが強い猫たち。ただそれは、常日頃人間と触れ合っている“飼い猫”ならではの性格なのかもしれません。普段、人間以外の動物たちと触れ合っているそとねこは、もっとワイルドな印象。心なしか目元は鋭く、警戒心強めです。

一方で、自由気ままでふてぶてしいところもあり、路上で堂々と日向ぼっこする場面も。そんな姿が、猫好きのあいだで「そとねこだから見られる一面」とされているようです。縄張りをゆったりと歩き回る姿は、堂々としていてカッコいい!

猫写真家・沖昌之さんが自然な姿を激写!

カレンダー『そとねこ』の写真を撮影したのは、沖昌之さん。言わずとしれた猫写真家で、『必死すぎるネコ』『イキってるネコ』『残念すぎるネコ』といった写真集が有名です。獲物をつかまえたくて変なポーズになった瞬間や、水しぶきがかかって驚き顔になった瞬間など、“猫=ただただ可愛い”のイメージを覆す写真を数々発表しています。

そんな沖さんがライフワークとしているのが、そとねこの撮影です。『そとねこ』も前出の写真集も被写体は主にそとねこ。その場にカメラを構えた人間がいるとは思えないような自然なそとねこたちの写真は、まさに熟練の業。写真に収められた猫たちは、全員生き生きとしています。

カレンダー『そとねこ』にはどんな写真が紹介されているのでしょうか。

そとねこの息遣いを感じる写真の数々

そとねこ
毛色も似ていて相性抜群?
写真5枚

3月は、。喧嘩しているようなシーンですが、猫にとっては好意を表すポーズなのだとか。奥には満開の桜が写っていて、春らしい一枚が紹介されています。

そとねこ
初夏の青空が鮮やかです
写真5枚

5月は、塀の上にちょこんと座っているサバ白の写真が掲載されています。ちょっと小高い場所から、縄張りを監視しているような姿。「絶対に不審者を逃さない!」と言っているような、キリッとした目が印象的な一枚です。

そとねこ
落ちないように気をつけて!
写真5枚

8月の写真は、防波堤でまどろんでいるキジ白。夏の日差しは強すぎるのでは?と思ってしまいますが、気持ち良さそうにウトウトしている姿が愛らしいです。

そとねこ
そとねこたちの専用通路なのかも
写真5枚

そして10月の写真に収められたそとねこは、ブロック塀の穴から顔を出して“こんにちは”をしている姿。ひときわ目が鋭くて、警戒心が強そうです。まさに野生!な姿を垣間見ることができます。

最近は、近隣住民の協力を得てその地域に暮らす猫を管理する“地域猫活動”をしている自治体もあるのだとか。こうした取り組みが今以上に広まれば、人間もそとねこもより安心して暮らせそうですね。

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