暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズと、暮らしに役立つテクニックを教えてもらうこの企画。今回は、幸せ住空間セラピスト・家事効率化支援アドバイザーとして、予約がひっきりなしに舞い込む古堅純子さんが毎日のように使うストレージボックスについて教えてくれました。
折り畳めて持ち運びも自由自在!
古堅さんが教えてくれた、メオリの『ストレージボックス』はドイツ生まれの収納アイテム。コンパクトに折りたためて軽いのに耐荷重30kg。グリップ付きなので物を詰め込んだらそのまま持ち運びもできます。サイズは使用時32×27.5×25cm、容量は15L、折り畳むと32×27.5×2.5cmまで小さくなり、約720gと軽量です。
「とにかく軽くて丈夫、見た目からすると家での収納に使用するアイテムに見えますが、家でも外でも活躍します。使わないときにコンパクトに折り畳めること、カラフルで洗練されたデザインという点も魅力です」(古堅さん・以下同)
意外にも洗濯かごとして大活躍!
取っ手がついていて軽いので、洗濯物を取り込む、洗濯カゴとしてとても便利だそうです。
「私が生活の中で使う頻度が高いのは、洗濯カゴとして。リビングや洗面の収納スペースに入れておくと便利で、干した洗濯物を取り込むときにベランダに持って行き、さっと広げて洗濯物を取り込みます。洗濯カゴって意外とスペースを取りますが、このボックスは畳めてコンパクトにしまえるので、邪魔にならず、スマートに家事をこなすことができます」
車のトランクに入れておくとエコバッグにも
古堅さんは、車や収納棚などの隙間に入れているそうです。側面についた固定用のゴムバンドを使えば、折り畳んだ状態でしっかり固定することができると言います。
「取っ手がついているので、買い物に持って行って、広げて使えばエコバッグとしても活躍します。予定外の買い物で、急に荷物が増えることもあるので、私は車のトランクに常に積んでおくようにしています。仕事では、依頼者の家にお邪魔するときに持って行き、広げて荷物置きとしても使っています。毎回現場に持って行く必需品です」
散らかりの原因“ちょい置き”防止策に
洗濯物をソファに一旦置く、雑誌や書類をテーブルの上に一旦置く、といった“ちょい置き”は散らかりを加速させるので、注意が必要だと古堅さん。そんな“ちょい置き”防止にこのストレージボックスが活躍しているそうです。
「物の“ちょい置き”から、家はどんどん散らかっていきます。なので、このストレージボックスを“ざっくりボックス”として活用します。取り込んだ洗濯をすぐに畳めないときは、とりあえずこのボックスに入れる、読まなければいけない書類なども一旦このボックスに入れておけば見た目にも散らかりを防止できます。
ただし、このボックスは買い物にも利用する引っ張りだこのアイテムなので、『ずっと入れておけない』という意識があり、片付けようという動機につながります」
春になるとやる機会も増えてくるキャンプやバーベキューなどでも重宝。耐荷重30kgなので、重たいお酒やドリンクなどの持ち運びに活躍するそうです。
◆教えてくれたのは:幸せ住空間セラピスト・家事効率化支援アドバイザー・古堅純子さん
幸せ住空間セラピスト、家事効率化支援アドバイザー。整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャーの資格を所持。1998年、老舗の整理収納サービス会社に入社。20年以上現場第一主義を貫き、クライアントのもとへ通う。5000軒以上の家でサービスを重ね、古堅式メソッドを確立。オンラインを含むコンサルティングやメディア出演や講演も行う。著書は累計60万部で、最新著は『シニアのための なぜかワクワクする片づけの新常識』(朝日新聞出版)。YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」は、累計1000万回再生を突破(2022年1月地点)。チャンネル登録者数6万人(2022年1月現在)。https://s-d-m.jp/talents/jyunko-furukata/