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「バナナは大きいもののほうが甘い」って本当?専門家が語るその理由

皿に飾ったバナナ
おいしいバナナの見極め方は?(Ph/PhotoAC)
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気軽に栄養補給ができるバナナ。糖質がたっぷりで、体にエネルギーをチャージするのにぴったりです。比較的お手頃な果物なので、朝食などに取り入れている人も多いかもしれません。そんなバナナには、おいしいものを見極めるコツがあるそうです。野菜ソムリエプロの福島玲子さんに、詳しく話を聞きました。

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おいしいバナナを見分けるポイントは?

年中スーパーに並んでいるバナナ。それほど吟味せずに買っている人も多いかもしれませんが、選び方次第ではおいしいバナナに出会うことができるんです。

バナナはサイズが大きいものを選んで

木になっているバナナ
大きいバナナはよく日を浴びて成長したもの(Ph/PhotoAC)
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バナナはサイズが大きいものを選びましょう。なぜかというと、木になっているときに外側にあるバナナほど、大きく成長します。つまり、太陽の光をたっぷり浴びて、しっかり育った証拠と言いえます。

フルーツは「大きいもの=大味」のイメージがありますが、バナナは例外なんですよ。

シュガースポットで熟度を見極める

シュガースポットが出ているバナナ
黒い斑点が出ているバナナが食べごろ(Ph/PhotoAC)
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シュガースポット(黒い斑点)が出ていれば完熟、数日かけて食べるなら斑点のないものがおすすめ。付け根と先端が緑色のものは熟す前なので日持ちしやすいです。

バナナは、置いてあるときに下になって重力がかかっている部分が傷みやすいです。なので、スーパーなどで選ぶときは、必ず裏返して見るのがポイント。その部分の黒みが強いものは傷んでいる可能性もあり、日持ちも短めです。食べるタイミングを見計らって選んでくださいね。

見た目では熟度がわかりにくいバナナも

セニョリータバナナを品種改良し栽培した“BABY SWEET”という品種はシュガースポットが出ない品種です。そういったバナナは、軸が黄色くなっていて、実に弾力があれば食べごろの合図です。

房状のバナナ
バナナを買うときは接地面をチェックして(Ph/PhotoAC)
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エネルギーになるだけじゃない、バナナの栄養効果とは

バナナといえば、エネルギーをチャージするのにぴったりというイメージでしょう。実は、効果はそれだけではないんです。

バナナがエネルギー補給にいいとされる理由

バナナの栄養素としてまず挙げられるものといえば、多く含まれる糖質です。糖質といってもバナナにはでんぷん、ショ糖、ブドウ糖など、いろいろな種類が含まれています。これらは体内に入ると時間差でエネルギーに変換されるため、長時間にわたって体にエネルギーが補給されるのです。

幸せホルモンでリラックス効果も

バナナとバナナジュース
朝食にバナナがいいと言われている理由とは?(Ph/PhotoAC)
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また、バナナには幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが含まれていて、食べるとリラックス効果が期待できます。エネルギーチャージができてリラックスにもつながるバナナを、ぜひ朝食などに取り入れてみてください。

◆教えてくれたのは:野菜ソムリエプロ・福島玲子さん

野菜ソムリエの福島玲子さん
野菜ソムリエプロ・福島玲子さん
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ふくしま・れいこ。野菜ソムリエプロのほか、アスリートフードマイスター2級、ジュニア食育マイスター、食の検定1級、ベジフルカッティングスペシャリスト、エコクッキングナビゲーターなど多数の資格を持ち、日本野菜ソムリエ協会創立 20 周年記念事業『野菜ソムリエ名鑑 vol.1』に掲載されている。現在は、“野菜や果物から健康に”との考えを大切に講演・セミナー講師、イベント・セミナー運営サポート、コラム、料理教室、レシピ開発や監修・ジュニアアスリートの栄養指導・など、多岐にわたって活動中。https://ryufrei.com/

構成/イワイユウ

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