【1】パナソニック『食器洗い乾燥機 スリム食洗機 NP-TSK1』
日本の食洗機業界を常にリードし、一時期は「パナソニック一択」というほど食洗機を生産し続けてきたパナソニック。性能ももちろん進化しています。
除菌も可能&上開き式ドアのスリムタイプ
「2021年11月に発売した新製品は、今まで以上にスリムなタイプ。シンク脇の狭い場所にも設置できるよう、業界最薄(※)の本体奥行約29cmを実現。ドアも前開きではなく上に上がるリフトアップ式なので、シンクの蛇口に当たりにくく、台所仕事の妨げになりません。設置スペースは、奥行き36.7cm以上、開いた時の空間は奥行きが43.8cm以上確保できればOKです」
もちろん、機能も使い勝手も申し分なし。
「薄型ながら約4人分の食器が一度にはいるファミリーサイズで、50℃以上の高温水流で洗うため除菌も可能。狭い設置スペースしかないけれど、十分な容量としっかりした洗い上がりを求めている人におすすめです」
※パナソニック調べ:国内卓上食器洗い乾燥機において。2021年9月8日現在
【2】アクア『食器洗い機(送風乾燥機能付き)ADW-GM3』
アクアの食洗機には強化ガラスを採用した業界最大サイズのクリアウインドウを採用。
スリムながら、鍋やまな板も洗える大容量サイズ
「縦型洗濯機のように洗浄中の様子が見えるため、きれいに洗ってくれている安心感が味わえます。本体は奥行き39cmですが、脚があるため設置する台自体の奥行きは32.5cmあればOK。またドアは上開きなので、ドアを開いたときの空間は47cmあれば設置できます」
実際洗い終わった食器を見れば、その仕上がりにも満足するはず。
「下段ノズルが360度回転しながら高圧水流を噴射し、食器を隅々まできれいに洗い上げ、高温除菌もしてくれます。鍋やまな板も洗える大容量サイズなので、大物洗いも食洗機で済ませたい人にも喜ばれるでしょう」
また、食洗機の庫内は汚れやキズに強いステンレス製。庫内の黄ばみはもちろん、キズにつく汚れからの雑菌の繁殖を防げ、衛生面が気になる人にもおすすめです。
食洗機は、手洗いより節水効果や除菌効果も高いといったメリットもあり、家事の時短だけでなく総合的に満足度の高い家電です。そのため、「一度使ったら手放せない」との声が絶えません。新年度を機に、導入を考えてみてはいかがでしょうか。
◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん
白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。https://makiko-beautifullife.com
取材・文/桜田容子
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