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工事不要で使える「タンク式食洗機」の実力は?洗浄力、容量などを家電ライターがジャッジ

【1】 シロカ『食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ SS-MU251』

こちらは食器16点が洗える送風乾燥機能付きのモデル。

シロカ『食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ SS-MU251』
最高75℃の高温かつ、最高2mに達する高水圧があらゆる方向から放出される『トルネード除菌洗浄75』が特長。シロカ『食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ SS-MU251』5万9400円 (税込)
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特筆すべきは洗浄力と除菌機能です。

最高75℃のお湯&高水圧の洗浄で、ギトギト油もすっきり

シロカ『食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ SS-MU251』からお皿を取り出す手元
ギトギトの油汚れもすっきり洗い落とす
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「最高75℃の高温かつ、最高2mに達する高水圧があらゆる方向から放出される『トルネード除菌洗浄75』が特長の本製品。ギトギトの油汚れもすっきり洗い落とします。この洗浄方式で99.9%除菌できるそうですが、加えて洗浄後にUVライト照射を行うことで、除菌状態が持続されます。UV除菌機能のみ使うこともでき、スマートフォンケースや哺乳瓶、水筒の除菌にも便利です」

シロカ『食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ SS-MU251』が置いてあるキッチンの奥に、ダイニングテーブルに座る母親と子ども、本棚の前に立つ父親
洗浄で99.9%除菌できるのに加えて洗浄後にUVライト照射を行うことで除菌状態が持続
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シロカ『食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ SS-MU251』でマスクの除菌をしている
UV除菌機能のみの使用もでき、スマートフォンケースやマスクの除菌にも便利
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なお、5月21日には、洗浄から乾燥まで自動で行う『温風乾燥タイプ SS-MH351』(市場想定価格・税込7万円前後)が発売されます。

「この新製品は、4~5人分の食器36点を一度に洗えるだけでなく、最大27cmの大皿や直径28cmのフライパンを洗える大容量タイプ。さらに画期的なのは、付属のバケツから自動で水をくみ上げる『自動給水式』を採用。タンク式の最大のデメリットだった、タンクに給水する手間を解消しています」

【2】 サンコー『水道いらずのタンク式食器洗い乾燥機 「ラクア」』

いち早くタンク式食洗機に参入し、優れた洗浄力で高い評価を得てきたサンコーの人気商品です。

サンコー『水道いらずのタンク式食器洗い乾燥機 「ラクア」』
直径28cmのフライパンも洗える。サンコー『水道いらずのタンク式食器洗い乾燥機 「ラクア」』2万9800円(税込)
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洗浄から乾燥まで自動で行ってくれるのが特徴

「上下から50℃を超えるお湯を噴射させ、汚れを落とします。直径28cmのフライパンも洗えるため、食器17点だけでなく鍋などの調理器具も洗いたい人にもおすすめです。送風乾燥機能付きなので、食器を並べて洗剤を投入し、タンクに水を入れた後は外出してもOK。洗浄から乾燥までお任せでき、安心です。1人暮らしやワンルームにお住まいの方には、さらにコンパクトな『ラクアmini』(税込1万9800円)もあります」

サンコー『水道いらずのタンク式食器洗い乾燥機 「ラクア」』のドアが開いて中に食器が入っている
食器17点だけでなく鍋などの調理器具も洗いたい人にもおすすめ
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サンコー『水道いらずのタンク式食器洗い乾燥機 「ラクア」』のボタンを押す手元
送風乾燥機能付きだからセットしたあと外出もOK
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このように、今はタンク式でも、洗浄力といい容量の大きさといい、分岐水栓につなぐ卓上式とそん色がないものも出ています。さらに、洗浄から乾燥まで行ってくれる使いやすさも加わり、ひと昔前のタンク式から大幅にアップデートしています。安価で手軽に食洗機を導入したい人は、ぜひ検討してみては。

◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子
家電ライターの田中真紀子さん
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白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。https://makiko-beautifullife.com

取材・文/桜田容子

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