日焼け対策はいつから始めますか? 紫外線量は2月の後半から増え始めているので、夏になってからの対策では遅すぎるといいます。漢方にも詳しい管理栄養士の小原水月さんによると、紫外線対策は化粧品などでのスキンケアと同時に内側からもするのが効果的なのだそうです。そこで、春のスキンケアに役立つ食材と漢方薬を教えてもらいました。
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春のうっかり日焼けに注意!
シミやそばかす、シワやたるみ、赤みやかゆみなどの肌トラブルは、肌の乾燥によるバリア機能の低下が原因の1つです。肌ダメージの要因となるものが多い春は、夏以上に肌へのダメージを意識したい季節。肌が乾燥する具体的な要因をお伝えします。
5月の紫外線量は真夏並み!?
紫外線は夏にいきなり量が増えるのではなく、2月から徐々に増え始め8月にもっとも多くなります。
5月でもピーク時の90%程度の紫外線量があり、紫外線を浴びることで起こる肌の乾燥や色素沈着、赤みの原因になります。曇りの日や家の中でも、肌は紫外線の影響を受けているので対策が必要です。
春の紫外線と肌への影響
春は紫外線以外にも、花粉や黄砂、PM2.5などのアレルゲンが多い季節です。アレルゲンとは、アレルギー症状を引き起こす物質のこと。アレルゲンが肌に付着すると炎症が起こり、肌が乾燥してバリア機能が低下することで、紫外線のダメージを受けやすくなります。