【ストック収納】一か所にまとめて定期点検を
感染症の流行でステイホームを余儀なくされた時や、これからの台風シーズンや地震への備えとしてやっておきたいのが、ストック収納の見直しです。
広沢さんは、「大事なのは、ストックを溜め込むことではなく、すぐに取り出せて、いざという時に使える状態であること」と指摘します。
量の目安は「家族が2週間暮らせる」
「まず、家にあるストック品を全部見直して、期限切れになっていないか確認しましょう。そして、一か所にまとめられるよう場所を確保してください。
ストック品は食料、日用品と毎日必要な品(子供のオムツやペット用品など)、水、ライフライン系(電源やガスの代わりになる電池やカセットコンロなど)に分かれます。量は、家族が2週間ほど最低限暮らしていけるくらいが必要です。日用品などは長期間持ちますが、食料は月に1回とか半年に1回など自宅内での点検日を設けて、賞味期限の近いものを食べ、新たなものを買うサイクルにしましょう。長期間もつおむつなどの日用品も、使っては買い足すサイクルにし、常に2週間分は予備がある状態を保っておくと良いでしょう」
そこで大事なことは、きちんと管理できるようにまとめて保管すること。
「お金持ちの住まいでは、1か所に蓄えをわかりやすく収納しています。定期的に点検し、不足や不具合が生じないように備えてもいる。期限が切れていては、いざという時に役立たないほか、お金のムダ遣いにもなります。お金持ちの方は、そのあたりは倹約的に在庫確認しています」
期限を切らしてお金の無駄遣いにならないためにも、まずは家にあるストック品の点検から始めるのがよさそうです。
◆教えてくれたのは:コレモッタ代表取締役・広沢かつみさん
収納コーディネートなどを手掛けるコレモッタ株式会社代表取締役。一般社団法人日本専門家検定協会代表理事。リフォーム雑誌の編集長を経て2010年に独立。新聞・雑誌の連載を含めて2000件以上の片づけ・収納相談を受ける。講演会やセミナー受講者は全国に2万人以上、中国・台湾・香港にも3000人以上いる。『玄関から始める片づいた暮らし』『服が片づくだけで暮らしは変わる』(いずれも青春出版社)など著書多数。https://ameblo.jp/koremotta/