食欲のコントロールのカギ【3】“ストレスホルモン”が分泌されないようにする
「コルチゾール」とは“ストレスホルモン”と言われるホルモンで、ストレスがたまると副腎皮質から分泌されます。コルチゾールはカラダにはなくてはならないホルモンで適度に分泌される分には問題がないのですが、ストレスが溜まると必要以上に分泌されこれが食欲増進につながってしまいます。
ストレスが過食や脂肪の蓄積に
ダイエット中、食事制限をしすぎたりストレスの多い生活を送っていると甘いものを異常に食べたくなったり、無茶食いをしてしまったり…。そんな経験をされたかたはたくさんいらっしゃると思います。そう、コルチゾールの分泌はストレスによる過食の原因のひとつとも言われています。れ食欲増進を招くだけではなく、血糖値を上昇させ脂肪を溜め込んでしまうことにもつながっているそうです…!
普段から食事も意識し、そして運動もしているのに、ストレスのせいで効果が見られず自分のカラダを見てはがっかりして余計ストレスをため込んでしまっては、とても悪循環。だからと言って、完璧にストレスを溜めない生活を実現するのは簡単なことではありません。
普段からストレスが原因で過食気味になってしまう人は、ストレス軽減に効果が期待できると言われているビタミンCが多く含まれる食材やサプリメントを摂取するなどして、上手にストレスコントロールするのもよいかもしれません。
ダイエットがなかなかうまくいかないかたは、ぜひ3つ全てとは言わずとも、ひとつでも実践できそうなものを見つけてトライしてみてくださいね。一緒に理想のボディを目指しましょう!
◆教えてくれたのは:ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん
9年間、米ロサンゼルスでパーソナルトレーナーとして活動後帰国。トータルダイエットカウンセラーとして7冊の本を出版、ダイエット商品・食品の商品開発の監修などをはじめさまざまなメディアで活動。2017年に自身のギルトフリースイーツブランド「h+diet(エイチプラスダイエット)」(https://h-plusdiet.com/)を立ち上げ、現在は東京・武蔵小山で『h+diet laboratory』をオープン。野菜を使い、甘味料・人工甘味料不使用、グルテンフリーの「栄養学から考えるオーガニックスイーツ」を販売、他社の商品監修などに携わるなどヘルスフードサイエンス研究家としても活動。