モデルや女優、インストラクターなどプロにとって、健康で美しいボディを保つのも仕事のうち。
今回、登場する大西ひとみさんは、アメリカでの暮らしによるストレス太りから1年半で-24kgの減量に成功。それをきっかけに現地でパーソナルトレーナー、運動栄養士として9年間活動し、現在はトータルダイエットカウンセラーとして、多くのクライアントのサポートを行っている。 そんなダイエットのプロ、大西さんが実践している【美痩せ習慣】を教えてもらった。
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WORKOUT/どんなに忙しくても週に4回はトレーニング!
私が体重を20kg以上落としたのは、もう20年ほど前。米国では当時すでにパーソナルトレーナーをつけてトレーニングするのが主流でした。私もパーソナルトレーナーに従って週4回ほどジムに通い、筋トレをメインに多少の有酸素運動を組み合わせて体を絞りました。
体重を落とすこと自体はそんなに大変ではなかったのですが、キープするほうが大変! 一番苦しいのは結果が出ないこと。若い頃は結果が目に見えるように現れるのでモチベーションが保てますが、年をとるとどんなに頑張ったって成果が表れないこともたくさんありますよね。
それでも、週に4回の筋トレだけはどんなに忙しくてもずっと続けています。自重トレーニングを中心に、チューブを使ったトレーニングなどで1回45分くらいのメニュー。1番気をつけているパーツはおなか。バランスボールを使ったトレーニングなどで腹筋を鍛えて、たるみと戦っています(笑い)。
FOOD/VEGGI de PANで野菜をたっぷり摂る
年齢を重ねることで起こるホルモンバランスの崩れから、痩せづらく太りやすい体になって、ずいぶんと勉強を重ねました。渡米して学会に参加するなど、いろんな知識を得て、私がたどり着いた答えは、野菜から上質な炭水化物を摂ることでホルモンバランスが整うということです。これは特に、オーガニックのものを選ぶのが◎。
また、私はパンやお米、パスタといった穀類は口にしないようにして、できるだけ生のお野菜を多めに食べています。味付けは塩のみなど、シンプルな味付けで余分なものを摂らないことがこだわりです。
ダイエットって、どうしても食事を減らす方向にいってしまう。そうすると、圧倒的に野菜の摂取量が足りなくなるんです。そこで私は野菜を主役に、小麦不使用で低糖質の「VEGGI de PAN(ベジ デ パン)」を作ったんです。今は通販や「h+diet Laboratory(エイチプラスダイエット ラボラトリー)」で販売していますが、もともとは自分のために考えたもの。これなら1スライスでも、たっぷりと野菜を摂ることができるんですよ。
BODY&MIND/体のラインを隠さない服を着る
私にとって、ダイエットのモチベーションをアップしてくれるのはファッション。好きな服を着られなくなることが一番つらいんです。逆にいうと、お気に入りの服をイメージすることで「ダイエットを頑張ろう!」という気持ちが続きます。
体のラインが崩れ始めると、ゆったりとした服で体型を隠したくなると思いますが、私はあえて隠さない。そうすると「まぁいいか」という気持ちがどんどん大きくなっていくので、ごまかしのきかない服を着ることを心がけています。
でも、たまには息抜きも必要。息抜きといっても愚痴を言い合うような女子会ではなく、男性との食事やデートを。女性ホルモンが刺激されるので、ダイエットにも効果的だと思っています(笑い)。
今回のスリム美人:大西ひとみ
おおにし・ひとみ。1年半で24kgの減量に成功した経験を通じて、自らパーソナルトレーナーになる。9年間アメリカ・ロサンゼルスで経験を積み、帰国。帰国後はTrans-energy(上手な食べ方)、Trans-mind(前向きな心づくり)、 Trans-figure(正しい運動)、Trans-life(正しい生活づくり)という「Trans4fit(トランス フォー フィット)」の考えを広める活動に努める。2018年6月、東京・大田区に「h+diet Laboratory」をオープン http://hitomi-onishi.com/
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