脇役服が素敵に見えるコーデの法則とは?
ベーシックな服同士ならどんな組み合わせでもまず失敗はありませんが、より素敵に見えるコーディネートのコツは?
「使える脇役服の色はベーシックカラーがおすすめですが、ベーシックカラーも抜け色、中間色、締め色の3つのグループに分けることができます。いちばん簡単なコーデの法則は、抜け色、中間色、締め色から1色ずつアイテムを選んで、全身を3色以内でコーディネートすることです」
ベーシックカラーのグループ分けは次の通り。
・抜け色は白やオフホワイトなど
・中間色はグレー、ベージュ、トープ、カーキなど
・締め色は黒、紺、チャコールグレー、ダークブラウンなど
「3色でコーディネートする時もどこかに白を加えるとぬけ感や明るさが出るので、地味に見えずこなれた印象を作れます。例えば、グレーとベージュのような中間色同士のコーディネートも間に白を挟むと素敵になりますよ」
◆教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・杉山律子さん
一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。映画や広告、音楽業界など幅広い分野でスタイリストとして活躍後、結婚・出産を経て、2016年よりパーソナルスタイリストとして活動開始。顔立ちや体型、内面からのぞく雰囲気に合わせた「一番、素敵に見えるスタイル」の提案に定評がある。著書に『手持ちの服でなんとかなります』(サンマーク出版)などがある。https://ameblo.jp/stylejiyugaoka719
取材・文/青山貴子