ステップ【3】「使う」「手放す」「迷う」に分ける
準備を終えたら、ここからが「分ける作業」の本番。
「使う」「手放す」「迷う」の3つの粗い山に分類します。
「『使う』『手放す』の判断基準は、『使う』か『使わない』かです。これからの生活で使うモノ、使う予定があるモノは明確に『使うモノ』です」
迷ったら、下記を参考に分けましょう。
【使うモノ】
・今ないと困る
・毎日使っている
・週に1回は使う
・月1回は確実に出番がある
・シーズンが変わったら使う
・年に1回のイベントで使う
【使わないモノ】
・もう何年も使っていないが、いつか使うかも
・ダイエットに成功するなど、状況が変わったら使えそう
・使う予定がないいただきモノ
・思い出の品
・左右そろっていない靴下や明らかな変色や汚れのあるモノ
ステップ【4】使わないモノを「手放す」「迷う」に分ける
「使うモノ」と「使わないモノ」を分類したら、次は「使わないモノ」の中から、「手放すモノ」と「迷うモノ」に分類します。使わないモノの中で、明らかに不要だと判断できるモノは「手放すモノ」。この機会にゴミ袋に入れて処分しましょう。
「明らかな変色や汚れのあるモノが、『手放すモノ』の一例です。また、シャープペンシルの替え芯など、大量にある買い置き品も『これだけあるなら少しくらい手放してもいい』と思えたら、『手放すモノ』に入れてもいいでしょう。
『どこに分けるか』を考える時間は5秒以内にとどめましょう。5秒考えて答えが出ないモノはすべて『迷う』へカテゴライズします。大量の山を分ける作業は思いのほか時間と労力を要します。途中で疲れて作業を放棄しないためにも、リズムよく行う必要があるのです」
思い出の品や、いつか使うかもしれないモノ、使う予定がないが捨てるにはしのびないいただきモノは「迷うモノ」へ。使わないモノだからといって即捨てなくてもいいのが、seaさん流です。あえてあいまいな選択肢を用意することで、分ける作業の痛みを減らし、判断のスピードを早めるのです。