ステップ【5】「迷うモノ」を見直す
迷うモノは、一か所に集めると手放しやすくなります。
「着られるけれど似合わない服、使いにくい調理器具などイマイチなモノが塊になると、全体的にどんよりした雰囲気が漂い、手放したい気持ちが芽生えてきます。そう思えたらチャンス! 脇にあるゴミ袋にどんどん投入していきましょう」
こうして、「使えなくはない」「いつか使うかも」といった使用のめどが経たないモノをどんどん除外していくと、収納スペースは広がっていきます。収納スペースが広がれば、ぎゅうぎゅうに押し込んだりする手間もなく、戻す作業がスムーズに。使い終わったモノがサッと戻せる「めんどくさくない家」になります。
◆今回参考にした本
『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)
6000軒を片づけた「予約の取れない家政婦」が教える、究極の片づけ術。家じゅうにひそむ「めんどくさい」を取り除き、片づけの手間をなくす方法を紹介しています。いままで何度もリバウンドしていた人、ズボラな人にこそ向いている、一生、家事がラクになる本。
◆教えてくれたのは:家族の片づけコンサルタント・seaさん
個人宅の片づけや掃除を行うこと20年超。今までに片づけた家は6000軒以上。家事代行マッチングサービス「タスカジ」では、その実力のあまり「予約の取れない家政婦」の別名も。現在はメディア出演や執筆、片づけ講座の企画・開発など幅広く活動する。著書に『タスカジseaさんの「リセット5分」の収納術』(主婦と生活社)、『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)など。https://taskaji.jp/user/profile/2551