6月10日より、東京都で都民割「もっとTokyo」がスタートしました。全国で県民割がスタートしていますが、東京都民が補助の対象になるのは2019年12月（GoToトラベルが停止）以来のこと。東京への旅も復活の兆しの中、今回は旅行ジャーナリストの村田和子さんが、都内で楽しむ滞在のヒントとおすすめホテルを紹介します。（※6月20日現在、都民割対象プランの発売がないホテルもございます）
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都民のかたはもちろん、都内の宿泊施設・観光事業者も「待ちに待った。やっと……」という思いのことでしょう。都民割「もっとTokyo」については、即日完売という報道が多くありましたが、これから発売のところもありますので、まだチャンスはあります。また、県民割の全国拡大や支援額の増加を検討している旨の発表もありました。東京への旅を検討しているかたも多い中、今回は消費者マインドを踏まえた都内ホテルの過ごし方＆おすすめ宿を紹介します。
都民割「もっとTokyo」とは？ 割引額は5000円でワクチン3回接種もしくは陰性証明が必要
まずは、都民割のルールを確認しておきましょう。今回対象となるのは、「東京都民が都内を旅する商品」。条件は「ワクチン3回接種済み」もしくは「PCR・抗原検査などで陰性」である人。他県の県民割も同様の条件で、コロナからの復興時には、ワクチンの接種証明が必要になることも増えそうです。スマホで提示できるようにしておくと紛失や忘れる心配もなく、安心です。
参考：https://j7p.jp/78333#index_id0
陰性証明の場合は、検査から結果までに時間はどれくらいかかるか？ 有効期限内に陰性証明を出してもらえるか？ などを目安に検査機関を調べておきましょう。
都民割の概要は以下の通りです。対象期間やブロック割の適用（隣県も対象なるか？）など、今後運用が変わる可能性があります。最新情報は公式ページ（https://motto-tokyo.jp/）で確認をしましょう。なお公式ページでは、発売中・発売準備中などのステータスで、旅行会社や宿を検索できるようになっていて便利です。
都民割「もっとTokyo」概要（6月20日現在）
＜期間＞
7月31日宿泊まで（※1回の予約で連続5日まで。回数制限はなし）
＜対象者＞
・都内を旅行する東京都民
・「ワクチン3回接種済み」または「PCR検査・抗原検査などで陰性」
＜補助額＞
宿泊:1人1泊5000円の割引（6000円以上が対象）
日帰り:1人1回2500円の割引（3000円以上が対象）
※高校3年生以下のお子さんについては割引額が「1000円」加算される
都内のおすすめのホテル10選をタイプ別に紹介
価格とのバランスも良く、コロナ禍を経た今おすすめしたい、都内ホテル10施設をタイプ別で紹介します。都内に旅をするときの参考になさってください。（※6月20日現在、都民割対象プランの発売がないホテルもございます）
ノーマスクで緑豊かな公園を眺めながらバルコニーで森林浴
東京都内は大きな公園や皇居があるため、意外と緑が多いもの。疲れた心身のメンテナンスに、公園近くのホテルで過ごすのはいかが？ 中でも私のおすすめは、客室にバルコニーのあるホテル。回りを気にせずノーマスクで森林浴気分が楽しめます。周りが公園ということは、高い建物がないロケーションが多く、夜景を楽しめるのもポイントです。
【1】三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア
「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」（https://j7p.jp/63999）は、1964年の東京オリンピックで、数々の記録を打ち出した明治神宮外苑水泳場（神宮プール）の跡地にたつ、レガシーを感じるホテル。国立競技場が目の前で、眼下には神宮外苑の杜を望み、北に新宿御苑、西に明治神宮と富士山、東に皇居のビューが広がります。
【2】ザ・プリンス パークタワー東京
芝公園に囲まれた緑あふれる地にそびえる「ザ・プリンス パークタワー東京」（https://www.princehotels.co.jp/parktower/）。地上33階建ての建物は、近くに東京タワーがあり、エントランスは邸宅のような心地よさ。バルコニーからは芝公園の緑と夜景が楽しめます。都民割の対象となる「もっとWelcome Tokyo！ホテルクレジット5000円付きプラン」は、6月23日（木） 12時から再販予定。その他、ウェルネス滞在に力をいれており（https://j7p.jp/65110）、電子機器を預けてエステサロン「THALGO」で非日常感を味わえる「デジタルデトックスプラン」（都民割の対象外）もおすすめです。