垂直に立てて保存するのがよい理由
冷蔵でも冷凍でも、とうもろこしを保存するときはひげのある方を上にして垂直に立てましょう。垂直に置くのがよい理由は、畑で栽培されていたときと同じ状態にすることで、とうもろこしにかかるストレスが減り、エネルギー消費が抑えられるからだといわれています。
茹で方ででき上がりに違いが出る
とうもろこしを茹でるとき、水からとお湯からででき上がりが少し変わります。
水から茹でるとふっくら、お湯から茹でるとシャキシャキ
水から茹でると、とうもろこしに含まれるでんぷんが吸水して膨張し、ふっくらジューシーな仕上がりになります。一方、お湯から茹でると、水に触れる時間が短いのでシャキッと歯ごたえのある食感になるんです。
とうもろこしのレンジ調理法
レンジ調理の場合はお湯から茹でたときに近いものになります。レンジ調理をする場合は、まず一度水にくぐらせてラップでくるみ、皿に置いて1~2本なら電子レンジ(600W)で4分程度加熱すればできあがりです。時間は目安なので、様子を見ながら時間を調節してください。
◆教えてくれたのは:野菜ソムリエプロ・福島玲子さん
ふくしま・れいこ。野菜ソムリエプロのほか、アスリートフードマイスター2級、ジュニア食育マイスター、食の検定1級、ベジフルカッティングスペシャリスト、エコクッキングナビゲーターなど多数の資格を持ち、日本野菜ソムリエ協会創立 20 周年記念事業『野菜ソムリエ名鑑 vol.1』に掲載されている。現在は、“野菜や果物から健康に”との考えを大切に講演・セミナー講師、イベント・セミナー運営サポート、コラム、料理教室、レシピ開発や監修・ジュニアアスリートの栄養指導・など、多岐にわたって活動中。https://ryufrei.com/
構成/イワイユウ