大人パンダたちの近況
気温の高い日が続く日中は、大人のパンダたちも冷房の効いた室内で過ごしているそうです。
シャンシャンの展示再開は未定
東園パンダ舎内への空調機器の追加設置のため、7月4日から1週間ほど西園「パンダのもり」で過ごしていたシャンシャンは、移動前の生活リズムを取り戻すのに時間がかかっているといいます。東園パンダ舎に戻ってきた当初のシャンシャンは採食時間が短くなり、その影響で体重が若干減ってしまったそうです。
今は、エサとして与えられる竹、笹類やパンダ団子、ペレット(固形飼料)、にんじん、りんごなどを食べる量が通常量に戻ってきており、健康状態に問題はないとのことです。展示が再開されるのが待ち遠しいですね。
リーリーは少し減量
リーリーもシャンシャンと同様のエサを与えられていますが、快適な室内で過ごしていることもあり、笹などをしっかりと食べているようです。木に置かれたにんじんを器用に持って口に運ぶ姿も公開されています。
健康状態は良好ということですが、7月25日の測定では、体重が約1か月前の6月の測定結果から12kg減の134.4kgになっていたそうです。涼しい部屋で過ごしているとはいえ、もともと山岳地帯の生き物であるパンダにとって、夏は慣れないのかもしれません。