
暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感した便利グッズと、暮らしに役立つテクニックを教えてもらうこの企画。今回は、お風呂のソムリエとして活動する松永武さんがバスタイムの充実度を上げるグッズとして『ぷかぷかバスキャンドル』について教えてくれました。
計算ずくの設計で水がはいりにくく、揺れてもしっかり元に戻る
松永さんがおすすめするのは、ペガサスキャンドルの『ぷかぷかバスキャンドル』。高さ7cm、直径8cmの丸い、香りつきのキャンドルです。1個748円(税込)。アロマキャンドルをお風呂の縁に並べてバスタイムを楽しむのはよく見かけますが、こちらは湯船に浮かせるタイプ。どんな点がおすすめなのでしょうか。

「こちらはお風呂専用に開発されたもので、一般的なキャンドルと違いお風呂に浮かべることを想定して、水面から出る高さが普通のキャンドルより高くなっています。また計算された球形なので、水がはいりにくくなっています。水紋で揺れたときもしっかりと元に戻る安定感があり、安心です。でも念のため、浴槽に浸かってからそっと浮かべるとより安心です」(松永さん・以下同)
容器はロウでできているから燃えにくく、落としてもケガをしにくい
お風呂とはいえ、火を使うので燃え移りなどが懸念されます。でもこちらのキャンドルは容器にも安心点があるそうです。

「このキャンドルの外側の容器は、燃えにくいロウでできています。さらには、ロウでできているので、ガラスやプラスチックと違って、落としても破片でケガをすることがありません。ただし、キャンドルを持つときに、上部だけをつかむように持つとパキッと割れてしまうので、持ち運ぶときは下部を持つように気をつけてください」
香りは好みを選べる12種類!
アロマキャンドルなので、香りも注目したい点。このキャンドルは、ラベンダーやローズ、カモミール、ピーチ、フォレストなど12種類も香りがあり、いくつか好みをそろえておけば、その日の気分に合わせて選べる点もおすすめだと言います。

「私は12種類の香りをそろえていて、その日の気分に合わせて香りをチョイスするのが楽しみです。また、使い方としては、キャンドルを使うタイミングでお風呂の照明をオフにしてください。真っ暗だと何かと不便な場合もあるので、脱衣所の明かりをつけておくと便利です。
芯を長持ちさせるためにもキャンドルを灯す時間は長めがベター。できれば1時間以上、少なくとも30分以上をおすすめします。というのも、短時間で点けたり消したりをくり返すと、芯だけが燃えて短くなるからです。入浴の際は浴室の換気扇を止めてシャワーで浴室内を温めてから、38度くらいのぬるめのお湯でゆっくり浸かるとリラックス効果も高まり一石二鳥ですよ」
ゆらぐ炎は癒やし効果抜群
このアロマキャンドルをお風呂場で焚くというリラックス法は、単にキャンドルのアロマでの癒やしのほかに、「ゆらぐ炎」にもあるそうです。

「お風呂は疲れを癒やす効果の高いものですが、もっと癒されたい、特にストレスを感じたときなどは、アロマキャンドルを灯すと効果的です。実際、キャンドルの炎によるゆらぎにはリラックス効果があるとされているからです。ぜひ、秋の夜長に試してみてください」
◆教えてくれたのは:お風呂のソムリエ・松永武さん

自身の体験から「よい眠りにはよいお風呂が大切」と考え、脱サラし、2005年にバスリエを創業。お風呂が好きすぎて5万点以上のアイテムを試したバスグッズマニアでもある。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、さまざまなお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想に10年を費やし、極上のサウナ体験ができるテーマパーク「サーマルクライムスタジオ」をオープン。テレビ出演も多数。https://s-d-m.jp/talents/matsunaga-takeshi/
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