夜のゲリラ豪雨など足下が見えづらい場面でも安心
高荷さんはこちらのインソールを使って実験をし、その丈夫さを確認したそうです。
「夜中のゲリラ豪雨で、足下が見えなくなった屋外を歩いたことがありますがこのインソールを入れた革靴を履いていたため、水中に何か危険なものが落ちていても大丈夫、という安心感がありました。
また実験という形で、インソールに大きな釘を打ち付けたことがありますが、思い切りガンガン打ち込んでも、わずかに穴が開きましたが完全な貫通はしませんでした。災害時に靴に釘をガンガン打ち込むというケースはないと思われますので、実際の利用では問題なく足を守ってくれそうです」
なお、災害後の復旧現場や、水害後の片付けなど危険度が高い場所で使用する場合は、別メーカーですが、「鉄板」タイプのインソールがおすすめ。高荷さんいわく「こちらは釘を思い切り打ち込んでも傷ひとつつきませんでした」とのことです。
◆教えてくれたのは:備え・防災アドバイザー・高荷智也さん
合同会社ソナエルワークス代表。「備え・防災は日本のライフスタイル」をテーマに「自分と家族が死なないための防災対策」のポイントをロジックで解説するフリーの専門家。難しく思われがちな防災を分かりやすく伝える活動に定評があり、講演・執筆・メディア出演も多数。防災YouTuberとして動画も配信中。著書に『今日から始める本気の食料備蓄』(徳間書店)など多数。https://sonaeru.jp