健康・医療

冷え対策で温めるべきは“4つのクビ”「首」「手首」「足首」「くびれ」、医学博士が語るその理由

体を温めて感染症対策

冬はインフルエンザのような感染症が流行しやすく、新型コロナウイルスにも注意が必要です。首を温めて喉のコンディションを良くすることは、これらの予防にも役立ちます。

ハイネックセーターを着ている女性
ハイネックのものを着て首を温めることは感染症予防に?(Ph/photoAC)
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「ウイルスや細菌は、主に鼻や口から入ってきます。喉を潤している唾液には免疫物質が含まれているので、感染予防の働きもあります。ストレスを解消し、喉の血行をよくして、こまめに水分をとること唾液が出やすくなります。喉を乾燥させないことが大切です」

就寝前に湯船に浸かるのもポイント

冷えを翌日に持ち越さないことも、健康のために大事な対策です。就寝前には湯船に浸かって、しっかり体を温めましょう。

バスタブ
お風呂で体をしっかり温めて不調を回避!(Ph/photoAC)
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「たかが冷えと思われがちですが、体が冷えているというのは、血の巡りが悪い状態です。細胞に酸素や栄養が充分に行き届かないため、心身の不調や病気につながるおそれがあり、ウイルスにつけ込まれるリスクも高まります。体を温めて血行がよくすることで、心身のコンディションを整えておきたいですね」

◆教えてくれたのは:医学博士・健康科学アドバイザー・福田千晶さん

医学博士・健康科学アドバイザー・福田千晶さん
医学博士・健康科学アドバイザー・福田千晶さん
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1988年に慶應義塾大学医学部卒業。医師として東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学科勤務を経て、1996年より、フリーランスの健康科学アドバイザーとしてテレビやラジオ番組への出演、執筆、講演などで活動。『そもそも血糖値ってなんですか?』『高たんぱく質レシピ151』 (ともに主婦の友社)、『危ない! 命を縮める健康法』(アントレックス)など著書・監修書多数。https://fukuda-chiaki.com/

取材・文/小山内麗香

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