白のステンカラーコートもスタンドカラーコートもモノトーンでコーディネート
2008年1月、冬季国体開会式へのご出席などのため長野県を訪問された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。
白のステンカラーコートはシンプルなデザインで丈もミディアム丈でパンツとのバランスも良好です。雅子さまはチャコールグレーのパンツや靴、バッグを合わせられモノトーンコーディネートでした。
1月25日、浮世絵師・葛飾北斎の記念館「北斎館」をご視察。このとき、アウターのみ、オフホワイトの暖かいダウンコートに着替えられていました。ダウンコートは腰回りもすっぽり隠れるミディアム丈で、首元もハイネックデザインになっていて防寒対策はばっちりでした。
翌26日、開会式にご出席の際は、スタンドカラーのロングコートに、ベージュのリボンがエレガントなハットをかぶられ、ワントーンコーディネートでした。
スタンドカラーコートは、立ち襟のデザインのおかげで、自然ときちんと感が醸し出されます。スタンドカラーコートの定番素材としては、保温性が高いウールが多く、雅子さまがお召しのコートのように、温かみのある表情が魅力。季節感もばっちりです。たっぷりと大きめのデザインなので、足元はタイト目のブーツで抜け感をプラス。
シルエットがきれいなダウンコートのモノトーンコーデできれいめカジュアルに
2009年12月、天皇ご一家(当時)で、こどもの国ご訪問。雅子さまは、ベージュのダウンコートにダークブラウンのパンツ、白のタートルネックというモノトーンコーデでした。
ダウンコートは、カジュアルな要素が大きいですが、雅子さまがお召しになったコートは、ウエストがキュッとなっていてメリハリのあるデザイン。さらに裾に向かって広がるきれいめのシルエットなので、ダウンコートの着ぶくれ度をセーブできます。また、ボトムや足元を締め色にすることで、メリハリが生まれ、バランスも良好に。