LCCに抵抗がある人はハイブリッドエアライン! スカイマークやFDA(フジドリームエアラインズ)などが就航
神戸空港に就航しているエアラインは、ANA、スカイマーク、ソラシドエア、エアドゥ、そしてFDA(フジドリームエアラインズ)の5社で(2023年1月現在)、快適性とコストのバランスが優れたミドル・コスト・キャリア(MCC)、あるいは海外ではハイブリッドエアライン呼ばれる航空会社が多く就航しています。
ロー・コスト・キャリア(LCC)は、安いものの搭乗〆時間が早い、預入荷物や座席指定料金が有料、機内持込み荷物の重量制限がある、座席が狭い等々、大人の女性の中には利用に抵抗がある方もいらっしゃいます。その点MCCは、JALやANAなどレガシーキャリアと同様のサービスと使い勝手で、しかも値段が手ごろ。バランスがいいのが魅力です。
■神戸空港発着便一覧:https://www.kairport.co.jp/flight/index.php
東京~神戸は8000円台も! 羽田、沖縄、札幌など王道の旅先へはスカイマーク
羽田、沖縄、札幌など王道へはスカイマークが運航しています。私が出張でよく利用するのが、スカイマークの「たす得」という料金プラン。搭乗前日まで予約が可能で、便ごとの空席予測数に応じて運賃額が変動します。例えば、神戸~東京羽田なら8500円から。新幹線と比較しても格段に安いのです。神戸~沖縄那覇も7300円から設定があります(需給バランで価格は変動します)。
しかもチケットの有効期限は365日で、期限内なら便の変更も可能というのが「たす得」のすごいところ(※差額が出る場合は返金、もしくは追加徴収となります)。急な予定変更にも対応できて、この値段は他ではなかなかありません。
機内サービスも充実しており、私が楽しみにしている機内誌は、昨春からスカイマーク社内で自社制作をしているとのこと。ぜひ搭乗したらチェックしてみてくださいね。
神戸空港からの就航は、札幌(新千歳)・羽田(第1旅客ターミナル)・那覇のほか、仙台・茨城・長崎・鹿児島・宮古(下地島)。
■スカイマーク https://skymark.co.jp/ja/
FDA(フジドリームエアラインズ)はユニークな地域へ就航。誕生日は旅へ出よう
神戸空港でもうひとつ注目なのが、FDA(フジドリームエアラインズ)。就航地は、青森、花巻、松本、新潟、高知とユニーク。うまく活用することで遠いと思っていた旅先が、ぐっと身近に感じられます。
例えば、長野県の松本は四方を山々に囲まれ自然豊かで、音楽と喫茶店が多い地。国宝松本城など見どころも多いのですが、東京からのアクセスはJRの特急あずさで新宿駅から2時間半以上かかります。対して、神戸空港からFDAなら1時間で到着し価格も片道1万円ほど。地理的には離れていますが、むしろ関西からの方が松本へのアクセスはいいといえるかもしれません。
またFDAは、誕生月に利用できるバースデー割があります。出発3日前までの手配で、同行者を含めて6名まで割引対象。価格は行き先によって異なりますが、片道6000円~9000円ほどです。